講座詳細情報
申し込み締切日:2015-11-23 / 文学:日本史 / 学内講座コード:B506
日本の中世の学ぶ男・女
- 開催日
- 2015年12月1日(火)、2015年12月8日(火)、2015年12月15日(火)
- 講座回数
- 3
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,300円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
日本の識字率は世界の中でもトップの位置にあります。中世末期に来日したイエズス会士
たちの記録によれば、当時すでに大部分の男女は読み書きができ、九州ではキリスト教が急
速に広まった1つの要因にもなりました。
男女が身につけるべき教養や学問は、男子と女子とで内容に違いがあり、また公家・武家・
庶民など身分によっても差がありました。これらの違いは男女各人が書いた日記や古文書の
文にも表われ出ています。
本講座では、西洋とは異なった日本中世の教育と学習のあり方・内容について当時のさま
ざまな史料から知り、日記や古文書に書かれた文章から執筆者の男女各人の教養・学習のレ
ベルについて考えます。
たちの記録によれば、当時すでに大部分の男女は読み書きができ、九州ではキリスト教が急
速に広まった1つの要因にもなりました。
男女が身につけるべき教養や学問は、男子と女子とで内容に違いがあり、また公家・武家・
庶民など身分によっても差がありました。これらの違いは男女各人が書いた日記や古文書の
文にも表われ出ています。
本講座では、西洋とは異なった日本中世の教育と学習のあり方・内容について当時のさま
ざまな史料から知り、日記や古文書に書かれた文章から執筆者の男女各人の教養・学習のレ
ベルについて考えます。
講師陣
名前 | 菅原正子 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学非常勤講師 |
プロフィール | 菅原正子(すがわらまさこ) 学習院女子大学・和光大学・早稲田大学非常勤講師。1959年生まれ。早稲田大学 大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は日本中世史、文化史。 著書に『中世公家の経済と文化』『中世の武家と公家の「家」』『日本人の生活文 化〈くらし・儀式・行事〉』(以上、吉川弘文館)、『占いと中世人―政治・学問・ 合戦』(講談社現代新書)、『日本中世の学問と教育』(同成社中世史選書)がある。 |