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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-12-02 / 文学:心理 / 学内講座コード:B505

文学と憲法

主催:日本女子大学生涯学習センター日本女子大学 目白キャンパス(東京都)]
問合せ先:日本女子大学生涯学習センター TEL:03-5981-3755
開催日
2015年12月9日(水)、2015年12月16日(水)
講座回数
2
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
4,200円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 アジア太平洋戦争敗戦後の混乱、占領下という状況の中で生み出された「日本国
憲法」。今、政治の文脈でその意義が大きく問われています。
作家の身辺について感受性と筆力とを支えに描くことで人間的真実に達する、と
いう私小説的手法とは大きく違う石川淳(1899~1987)の手法は、時代状況を背景
としてではなく、むしろ主題として描き出すところに特徴があります。
新憲法が施行されたばかりの1947年時点で、石川淳という一人の作家が、この新
憲法制定・施行を中心とする時代状況をどのように文学的に取り上げていたか、作
品の内容をたどることで、現在と当時とを往還してみたい。

講師陣

名前 山口俊雄
肩書き 日本女子大学文学部教授
プロフィール 日本女子大学文学部日本文学科教授。専門は日本近代文学。1930年代にデビューした石川淳や太宰治を中心に、広く
近代文学を同時代の諸言説・諸事象との関係の中で読み、その歴史性の解明を試みている。著書に『石川淳作品研究―
「佳人」から「焼跡のイエス」まで』(双文社出版、2005年)、『太宰治をおもしろく読む方法』(風媒社、2006年)ほ
か。
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