大学公開講座のセカンドアカデミー

　インターネットの基本的なアイディアが実用化されてからおよそ50年がたちま
した。その間にほんの数台の大型のコンピュータからなるネットワークから、パ
ソコンやスマートフォンなど誰でも使える情報端末が普及して、いまや生活に欠
かせないインフラにまで成長しました。
　これほど情報端末が身近な存在であるにもかかわらず、それらをつなぐネット
ワークのしくみについてはあまり知られていません。しかし実際にはメールや
WEB サービスなどを通じて世界中の人々やサーバと情報をやり取りすることが出
来るように様々な工夫がされています。
本講座では、インターネットがどのようなしくみを利用して情報を流通させてい
るかをわかりやすく解説します。

名前	長谷川 治久
肩書き	日本女子大学理学部教授
プロフィール	日本女子大学理学部数物科学科教授。1988年早稲田大学理工学部電子通信学科卒業、 1990年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1990年日本電信電話株式会社 入社（通信網総合研究所）。2014年4月より現職。博士（情報科学）。通信ネットワー クにおいて流通する情報の流れを中心に研究。