大学公開講座のセカンドアカデミー

　アメリカといえば民主主義と大衆文化を発展させたというイメージを持たれますが、同
時にアメリカンドリームによるとてつもない富豪を生む国でもあります。彼らはその富を
邸宅に投じることもあり、特に19 世紀末には、揺籃期にある建築家の職能の確立に貢献
しました。　
　また伝統の縛りのない文化的土壌において、各富豪の建築文化への憧憬が思いがけない
デザインの展開を見せるときもありました。
本講座では、19 世紀末から20 世紀前半を扱い、都市部での豪華アパートメントから広
大な庭を伴う白亜の城まで、アメリカの豪邸文化を紹介します。
暮らせる健康寿命は、平均寿命より10年ほど短いという数字がでています。
健康寿命を延ばすためには、?栄養状態がよいこと　?体力があること　?社会
活動を続けること等が、提言されています。
　様々な食に関する情報があふれる中、健康寿命のための食事6か条( 東京都健康
長寿医療センター研究所提言) について、１条ずつ皆様と考えていくとともに、日
常生活の中で生かせるように、第２回目は調理実習を行います。実践力をつけて、
健康寿命を延ばしていきましょう。

名前	鈴木 真歩
肩書き	日本女子大学家政学部非常勤講師
プロフィール	日本女子大学家政学部住居学科非常勤講師。日本女子大学家政学部住居学科卒業、東 京大学大学院工学研究科建築学専攻修了。米国コロンビア大学建築・都市計画・保存 大学院客員研究員。博士（工学）。専門はアメリカの建築史、都市史。特に建築家のパ トロンや都市建設における一般市民の貢献に注目し研究している。共著に『20世紀の 都市と住宅』（山川出版社）など。