大学公開講座のセカンドアカデミー

佐賀県の武雄市図書館が2013年4月に開館して、多くの利用者が訪れたことで話題になりました。各種メディアは画期的なように報道していましたが、全国各地を見ていくと、さまざまな図書館が登場しています。図書館が多くの利用者が日常的に訪れる空間となっていることに着目して、図書館をまちづくりの核に据えるケースも増えてきています。個人の読書支援、生涯学習の中核的施設、まちづくりの核と複雑になってきた現代の図書館の状況を紹介するとともに、新しい地域のあり方について図書館という視点から一緒に考えていきましょう。

名前	大谷 康晴
肩書き	日本女子大学准教授
プロフィール	日本女子大学文学部日本文学科准教授。慶應義塾大学文学部卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。図書館経営，政策，職員養成に関心がある。文部科学これからの図書館の在り方検討協力者会議委員として現行の司書養成カリキュラム、「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」策定に関わる。