講座詳細情報
申し込み締切日:2014-11-25 / 文学:日本史 / 学内講座コード:B406
戦国大名と占い
- 開催日
- 2014年12月2日(火)、2014年12月9日(火)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
戦国大名といえば、強いリーダーシップで領国を支配しているイメージがありますが、彼らも決断に迷う人間であり、合戦への出陣の時期などを占いによって決めることがしばしばありました。武田信玄は、迷った時にはよく易占いに頼り、信玄の易占いに関する古文書もいくつも残されています。また、九州の大名島津氏の家中には、中国の明から来た占い師の黄友賢がおり、島津氏家臣上井覚兼も悩んだ時には友賢に易占いをしてもらっていました。これらの占いに関する諸史料を通して、戦国大名たちの人間性に触れてみたいと思います。
講師陣
名前 | 菅原正子 |
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肩書き | 早稲田大学非常勤講師 |
プロフィール | 学習院女子大学・和光大学・早稲田大学非常勤講師。1959年生まれ。早稲田大学大学 院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は日本中世史、文化史。著書に『中 世公家の経済と文化』『中世の武家と公家の「家」』『日本人の生活文化〈くらし・儀式・ 行事〉』(以上、吉川弘文館)、『占いと中世人―政治・学問・合戦』(講談社現代新書)、 『日本中世の学問と教育』(同成社)がある。 |