講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-17 / 自然科学・環境:心理:政治 / 学内講座コード:A417
原子力推進の現代史~市民の視点からの原子力発電
- 開催日
- 4月22日(火)・23日(水)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
この講座では、日本で原子力エネルギーを推進してきた半世紀の経緯についてお話いたします。原子力推進の現代史からみえることは、国や産業界、電力業界、地域社会が原発をすすめてきたのは、エネルギー問題というよりは、経済や利権からということです。原子力エネルギーは、経済的でも安全なものでもありません。原子力は本質的に危険だからこそ、多様な分野の組織や人々に多大な利益を与え続けるものなのです。そうしたことがらを、具体例を示しながら解説していきたいと思います。
講師陣
名前 | 秋元健治 |
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肩書き | 日本女子大学家政学部教授 |
プロフィール | 日本女子大学家政学部家政経済学科教授。青森県弘前市出身。早稲田大学社会科学部卒業、東北学院大学経済学研究科(経済学修士)、岩手大学連合大学院農学研究科(農学博士)著書、『むつ小川原開発の経済分析−巨大開発と核燃サイクル事業』(創風社、2003年)、『核燃料サイクルの闇−イギリス・セラフィールドからの報告』(現代書館、2006年)、『覇権なきスーパーパワー・アメリカの黄昏』(現代書館、2009年)、『原子力事業に正義はあるか−六ヶ所核燃料サイクルの真実』(現代書館、2011年)など。 |