講座詳細情報
申し込み締切日:2014-05-22 / 文学:芸術・文化 / 学内講座コード:A411
文学の読み方を考える~近代以降の文学と批評
- 開催日
- 5月27日(火)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 2,100円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
英米、そして日本において、文学は近代国家の成立と発展のため、国民を教育する役割を担ってきました。一部では、文学が重要視される時代は終わったとされますが、なお文学は人の生き方といった倫理的な問題を読者に問いかけてきます。文学を読むとき、わたしたちは作者の意図を探すべきなのか、あるいは、読者である自らの内面を読み込むのでしょうか。
文学研究が発展すると同時に、さまざまな批評方法が生み出されました。20世紀の後半には、現代思想の影響下で「作者の主体性」を否定し、代わりに読者を主体とする批評も現れました。
本講座では、近代以降の文学研究の発展と批評を概説し、文学の読み方について考えてみたいと思います。
文学研究が発展すると同時に、さまざまな批評方法が生み出されました。20世紀の後半には、現代思想の影響下で「作者の主体性」を否定し、代わりに読者を主体とする批評も現れました。
本講座では、近代以降の文学研究の発展と批評を概説し、文学の読み方について考えてみたいと思います。
講師陣
名前 | 内山加奈枝 |
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肩書き | 日本女子大学文学部准教授 |
プロフィール | 日本女子大学文学部英文学科准教授。本学英文学科卒業。米国コロンビア大学英文学修士課程を修了後、本学大学院より文学博士号を取得。 アメリカの小説、現代批評を土台に、特に近代以降の主体の成り立ちに関心がある。 |