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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-11-05 / 日本史:芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:B310

地獄と極楽の日本史~絵画と説話で読み説く~

主催:日本女子大学生涯学習センター日本女子大学 目白キャンパス(東京都)]
問合せ先:日本女子大学生涯学習センター TEL:03-5981-3755
開催日
11月7日~1月9日、木曜日全4回
講座回数
4
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

 少し昔、縁日で地獄カラクリなる見せ物がありました。穴から覗くと、恐ろしい鬼婆や死霊が蠢いて、分かっているのに悲鳴を上げて目をふさいでいた記憶があります。私たち人間はどうして怖いものが見たいのでしょう。そもそも何故人間は、地獄などというものを思い付いたのでしょう。私たち日本人は、長い歴史のなかで、地獄や極楽の心象風景を作り上げてきました。その中核はもちろん、古代に大陸や半島から渡ってきた仏教思想です。しかし日本人は、自らの経験と感覚をもとに、独自な世界観を展開し、一種独特な地獄と極楽、すなわち日本人特有の他界観を形成したのでした。
 この講座では、仏教が教える宇宙論的な地獄・極楽と、日本人的な他界観がどのように融合してきたか、絵画や説話の分析を通して考えてみようと思います。

講師陣

名前 水谷類
肩書き 明治大学兼任講師
プロフィール 明治大学兼任講師。元日本女子大学人間社会学部非常勤講師。博士(史学)、民俗学・日本思想史・文化史・宗教史専攻。著書『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(ともに雄山閣)、『中世の神社と祭り』、『墓制・墓標研究の再構築』『村落・宮座研究の継承と展開』(ともに岩田書院)。
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