講座詳細情報
申し込み締切日:2013-10-16 / 日本史:文学:その他教養 / 学内講座コード:B309
本願寺蓮如の教説と門徒~「御文」を読む~
- 開催日
- 10月19日~11月30日、土曜日全4回
- 講座回数
- 4
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
室町時代の中期、親鸞聖人の末葉に連なる蓮如が、本願寺を拠点とする「真宗」教団の急速な発展に重要な役割を果たしたことは、今更言うまでもありません。蓮如の波乱に満ちた生涯のなかで、本願寺は近江・越前・加賀・越中から河内・摂津・山城・紀伊等の諸国に教線を拡げ、同寺は「真宗」寺院としての枠を大きく越えた世俗的な力をもつことになりました。また蓮如は、多くの門徒に対して「浄土真宗」の教えを説きましたが、その具体的な内容は、蓮如自ら記した数多くの書状(「御文」)のなかに読み取ることができます。そこで文明三年から蓮如が越前吉崎にとどまった時代を中心に、「御文」により念仏をめぐる教えとともに、門徒により支えられた本願寺の発展の経緯をたどりたいと思います。
講師陣
名前 | 永村眞 |
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肩書き | 日本女子大学文学部教授 |
プロフィール | 日本女子大学文学部史学科教授。日本女子大学文学部史学科で、日本中世史を担当しています。特に奈良東大寺・京都醍醐寺・伊勢専修寺を始め諸寺院に伝来する史料の調査を実施し、その成果により日本の古代・中世の仏教史について研究しています。また本願寺と「真宗」については、歴代祖師の教説と門徒との関わりという側面から、その足跡について検討しています。 |