講座詳細情報
申し込み締切日:2013-06-25 / 文学:日本史:その他教養 / 学内講座コード:A310
芥川龍之介と〈宿命の女〉−秀しげ子~『藪の中』・『秋』への反映~
- 開催日
- 7月1日(月)、8日(月)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
昨年、生誕120年を迎えた芥川龍之介。今も『羅生門』など、多くの作品が読み継がれています。今回は、芥川龍之介の生涯にとって、大きな存在であった一人の女性−秀しげ子を視点として、その文学世界を見つめ直してみようと思います。
秀しげ子は日本女子大学出身の歌人で、彼女との恋愛はやがて、芥川にとって脅威となっていきます。名作『藪の中』は、秀しげ子の存在なくしては語れません。また、女子大学を卒業したヒロインを描く『秋』という小説は、しげ子の話から着想されたと言われています。
いわば<宿命の女>ともいうべき秀しげ子を通して、芥川の知られざる顔をのぞいてみませんか。
秀しげ子は日本女子大学出身の歌人で、彼女との恋愛はやがて、芥川にとって脅威となっていきます。名作『藪の中』は、秀しげ子の存在なくしては語れません。また、女子大学を卒業したヒロインを描く『秋』という小説は、しげ子の話から着想されたと言われています。
いわば<宿命の女>ともいうべき秀しげ子を通して、芥川の知られざる顔をのぞいてみませんか。
講師陣
名前 | 溝部優実子 |
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肩書き | 日本女子大学文学部非常勤講師 |
プロフィール | 日本女子大学ほか非常勤講師。専門は日本近現代文学。共著『生誕120年 芥川龍之介』(翰林書房、2012年)、『阿部次郎をめぐる手紙』(同、2010年)『明治女性文学論』(同、2007年)、論文「『南京の基督』論―〈少女〉/〈娼婦〉としての金花」(『芥川龍之介研究年誌』第5号、2011年8月)など。 |