講座詳細情報
申し込み締切日:2013-05-19 / 文学:日本史:その他教養 / 学内講座コード:A309
『源氏物語』の女君~玉鬘と近江の君~
- 開催日
- 5月24日(金)、6月7日(金)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
玉鬘と近江の君、二人はともに源氏のライバル頭中将の娘である。頭中将(内大臣)は玉鬘を光源氏の娘と思い、羨んで自らも娘を探し出す。それが近江の君であった。その育ちの悪さに辟易する内大臣。二人は同じ父を持ち娘として成長した後に探し出されたという類似した境遇でありながら、正反対の道を歩んでいく。和歌の詠み方もまた興味深い相違が見いだされる。二人の生き方について、和歌を中心に考えてみたい。
講師陣
名前 | 高野晴代 |
---|---|
肩書き | 日本女子大学文学部教授 |
プロフィール | 日本女子大学文学部日本文学科教授。1980年日本女子大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。星美学園短期大学教授を経て、2007年に現職。専門は、平安文学、和歌文学。最近の著書、論文に『源氏物語の和歌』(2011笠間書院)。「幻巻を読む―儀礼歌としての屏風歌の視点から―」(『源氏物語と儀礼』2012武蔵野書院)、「源氏物語と和歌―促された贈歌をめぐって―」(『むらさき』2010武蔵野書院)、「内侍の歌」(『源氏物語の歌と人物』2009翰林書房)など。 |