講座詳細情報
申し込み締切日:2013-05-10 / 文学:世界史:その他教養 / 学内講座コード:A307
イギリスを知る~翻訳児童文学に見るイギリス~
- 開催日
- 5月15日(水)、29日(水)、6月12日(水)
- 講座回数
- 3
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
海外の児童文学のなかでも、イギリスの作品はもっとも古くから、またもっとも数多く紹介されています。その翻訳の歴史をたどると、作品そのものからさまざまなイギリスの姿が見えるばかりでなく、それを受け入れてきた日本についても知ることができます。本講座では、日本でもっとも早く翻訳された英文学の作品の一つである『ロビンソン漂流記』、イギリスばかりでなく日本でも幅広い年代の人びとに親しまれている『くまのプーさん』、それに児童文学の根本とも言えるマザーグースを取り上げて、それぞれ、南洋一郎、石井桃子、そして北原白秋を中心に、日本での紹介の姿を具体的に取り上げながら、イギリスと日本の関わりかたの一側面について考えていきます。
講師陣
名前 | 佐藤和哉 |
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肩書き | 日本女子大学文学部教授 |
プロフィール | 日本女子大学文学部英文学科教授。東京大学教養学部卒業、東京大学総合文化研究科修士課程・オクスフォード大学近現代史修士課程修了。イギリス文化史、とくに近世イングランドの民衆文化に関心を持つ。著書に『絵本が語りかけるもの』、『集いのかたち』、『読書する女たち』、『近代イギリスを読む』など(いずれも分担執筆) |