講座詳細情報
申し込み締切日:2013-05-12 / 世界史:芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:A305
永遠の都ローマ~世界遺産と近現代史~
- 開催日
- 5月17日(金)、31日(金)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
ローマは「永遠の都」の名にふさわしく、3000年近い歴史を誇る古都です。古代ローマ帝国の都、ローマ・カトリック教会の本拠、ルネサンス文化の繁栄、バロック文化の発祥地と、多様な歴史を積み重ね、多くの文化的な遺産を今日に伝えています。しかし、ローマが1861年のイタリア統一ののち、1870年に首都となったことによって大きく変貌を遂げてきたことは、それほど知られていません。この講座では、近現代の歴史のなかでローマがどのように変貌し、そのなかで過去の豊かな文化遺産や歴史の記憶をどのように活用し、また時には破壊してきたのかを、さまざまな図像を見ながら解説します。
講師陣
名前 | 北村暁夫 |
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肩書き | 日本女子大学文学部教授 |
プロフィール | 日本女子大学文学部史学科教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専門はイタリア近現代史、ヨーロッパ移民史。著書『ナポリのマラドーナ』(山川出版社)、『千のイタリア』(NHK 出版)、共編著『イタリア国民国家の形成』(日本経済評論社)、『近代イタリアの歴史』(ミネルヴァ書房)、訳書ルーポ『マフィアの歴史』(白水社)、ベヴィラックワ『ヴェネツィアと水』(岩波書店)など。 |