講座詳細情報
申し込み締切日:2012-11-01 / 宗教・哲学:芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:B204
映画の宗教学~映画の層構造、大衆娯楽としての映画~
- 開催日
- 11月8日(木)・29日(木)・12月6日(木)
- 講座回数
- 3
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
20 世紀の大衆消費社会において、映画は、総合的な娯楽・藝術として確固たる地位をしめてきました。映画がそれほど近代人の心を捉えてきたのは何故でしょう。映画の魅力が今もし失われ始めているとしたら、一体そこでは何が起こっているのでしょう。つまり、映画とは何か――ここで質されるのは、人間=社会=歴史についての私たちの理解です。そして、本講義の特徴は、この哲学的な次元において、映画と宗教が、一見無関係のようにみえて実は通底しているのだ、とみなすところにあります。映画論と宗教論とのクロスオーバーを、何本かの作品(一部)を鑑賞・説明しながら、皆さんと共有していきたいと思います。
講師陣
名前 | 近藤光博 |
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肩書き | 日本女子大学文学部准教授 |
プロフィール | 日本女子大学文学部史学科准教授。1967年生まれ。在インド日本国大使館政務専門調査員、オックスフォード大学国際開発学センターに非常勤研究員などを経て、東京大学大学院人文社会系研究科より博士(文学)号を取得(宗教学・宗教史学専攻)。同博士論文で、第一回(財)国際宗教研究所賞。2007年4月より現職。近現代インドのヒンドゥー教、現代日本の宗教事情など、比較宗教学の立場から研究。 |