講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-22 / その他教養:世界史:文学 / 学内講座コード:B202
【2012年度後期オープニング講座】「結婚」の来し方行く末~西欧の結婚観の歴史と近代日本~
- 開催日
- 9月29日(日)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
西欧の結婚観はキリスト教によって決定づけられました。とはいえ実際には、つい最近まで世界中で、結婚の目的は、権力者と結びつき(政略結婚)、地位や財産を良い嫡子に継がせることでした。当人同士の愛を結婚の基礎とし、離婚を禁じたイエス・キリストの教えは実は革命的なものだったわけです。
本講座では旧約・新約聖書や文学作品から、西欧の結婚観の流れ、そこに潜んだ男性・女性観を素描し、明治以降に西欧思想・習慣を取り入れた近代日本の結婚・家族観の右往左往ぶりを概観します。
離婚が当たりまえとなり、事実婚や同性同士の結婚を認める国も増えてきて、キリスト教的結婚観も根拠を失いつつある現代、結婚や家族の行く末は難問山積です。
されど結婚??歴史を振り返りつつ、現代の問題点と可能性とを一緒に考えてみましょう。
本講座では旧約・新約聖書や文学作品から、西欧の結婚観の流れ、そこに潜んだ男性・女性観を素描し、明治以降に西欧思想・習慣を取り入れた近代日本の結婚・家族観の右往左往ぶりを概観します。
離婚が当たりまえとなり、事実婚や同性同士の結婚を認める国も増えてきて、キリスト教的結婚観も根拠を失いつつある現代、結婚や家族の行く末は難問山積です。
されど結婚??歴史を振り返りつつ、現代の問題点と可能性とを一緒に考えてみましょう。
備考
札幌・福岡サテライト中継
講師陣
名前 | 高頭麻子 |
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肩書き | 日本女子大学生涯学習センター所長日本女子大学文学部教授 |
プロフィール | 日本女子大学文学部史学科教授。早大第一文学部哲学科卒、同大学院フランス文学専攻博士課程中退。専門はフランス文学・思想。著書に『フランス中世文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社)、『日本文学にみる純愛百選』( 共著、早美出版社)、翻訳にG・デュビイ/M・ペロー監修『女の歴史』(共訳、藤原書店)、N・ヒューストン『愛と創造の日記』(晶文社)など。 |