講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-01 / 日本史 / 学内講座コード:312040
【連続講座】中世の人物像 ―文学と歴史からのアプローチ―(全7回)
- 開催日
- 10月 2日(水)~12月 3日(火)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 下記参照
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
私たちが知っている日本中世の人物に焦点をあてて、平安時代から戦国時代までの日本社会を考えるシリーズの第1弾です。
現代社会と中世とは、私たちが思っている以上に、社会状況が異なっています。中世を見つめなおし、現在にまで引き継がれる伝統文化を考える講座です。
人物を中心に中世社会を考え、また、語り継がれる人物像の持っている意味を再確認します。人物を歴史的な史実から考え当時の社会を考える視点と、人物を文学作品などで語り継がれる伝説の意味を捉えなおす視点から、中世社会に対する理解を深めることを目的とした講座です。
【講座スケジュール】
第1回10月 2日(水) (15:00-16:30)源義朝とその一党 ―中世・近世の文学・芸能の作品から―
第2回10月 9日(水) (13:00-14:30)西行 ―西行の和歌からみる西行像、そして説話へ―
第3回10月23日(水) (15:00-16:30)北条政子
第4回10月30日(水) (15:00-16:30)俊乗房重源 −その信心と作善−
第5回11月 6日(水) (15:00-16:30)園城寺の増基(ぞうき)
第6回11月13日(水) (15:00-16:30)近松が描いた俊寛 ―謡曲「俊寛」から浄瑠璃『平家女御島』へ
第7回12月 3日(火) (15:00-16:30)結城合戦と結城氏朝
私たちが知っている日本中世の人物に焦点をあてて、平安時代から戦国時代までの日本社会を考えるシリーズの第1弾です。
現代社会と中世とは、私たちが思っている以上に、社会状況が異なっています。中世を見つめなおし、現在にまで引き継がれる伝統文化を考える講座です。
人物を中心に中世社会を考え、また、語り継がれる人物像の持っている意味を再確認します。人物を歴史的な史実から考え当時の社会を考える視点と、人物を文学作品などで語り継がれる伝説の意味を捉えなおす視点から、中世社会に対する理解を深めることを目的とした講座です。
【講座スケジュール】
第1回10月 2日(水) (15:00-16:30)源義朝とその一党 ―中世・近世の文学・芸能の作品から―
第2回10月 9日(水) (13:00-14:30)西行 ―西行の和歌からみる西行像、そして説話へ―
第3回10月23日(水) (15:00-16:30)北条政子
第4回10月30日(水) (15:00-16:30)俊乗房重源 −その信心と作善−
第5回11月 6日(水) (15:00-16:30)園城寺の増基(ぞうき)
第6回11月13日(水) (15:00-16:30)近松が描いた俊寛 ―謡曲「俊寛」から浄瑠璃『平家女御島』へ
第7回12月 3日(火) (15:00-16:30)結城合戦と結城氏朝
講師陣
名前 | 岩城 賢太郎 |
---|---|
肩書き | 本学准教授 |
プロフィール | 日本古典文学(軍記物語)・日本古典芸能(能楽・浄瑠璃)専攻、武蔵野大学文学部准教授、大妻女子大学文学部非常勤講師 ○「幸若舞曲『鎌田』から近世演劇へ-荒事の渋谷金王丸が形成されるまで-」(小林健二編『中世文学と隣接諸学7中世の芸能と文芸』2012年、竹林舎) ○「渋谷区金王八幡宮の金王桜―中世・近世文芸が武蔵国に伝えた源氏再興伝承」(土屋忍編『武蔵野文化を学ぶ人のために』2014年、世界思想社) |
名前 | 永田 英理 |
---|---|
肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 武蔵野大学・白百合女子大学非常勤講師。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。専門は俳文学で、松尾芭蕉の俳諧や俳論を研究している。著書『蕉風俳論の付合文芸史的研究』(ぺりかん社、2007年)、共著『連歌辞典』(東京堂出版、2010年)、『『おくのほそ道』解釈事典―諸説一覧』(東京堂出版、2003年)など。 |
名前 | 漆原 徹 |
---|---|
肩書き | 本学教授・日本古文書学会理事 |
プロフィール | 慶應義塾大学文学部史学科卒業 同大学院修士課程 博士課程修了 慶應義塾大学文学博士(史学) 山脇学園短期大学教授・図書館長を経て現職 武蔵野大学文学部教養教育部会・文学研究科教授 慶應義塾大学・日本女子大学講師 東京都港区文化財保護審議委員 西東京市文化財保護審議委員 日本古文書学会理事 |
名前 | 永村 眞 |
---|---|
肩書き | 日本女子大学名誉教授・東大寺学術顧問・醍醐寺文化財研究所研究員 |
プロフィール | 早稲田大学政治経済学部経済学科卒、同大学院文学研究科博士課程中退、東京大学史料編纂所助手・助教授、日本女子大学助教授・教授を経て、現在、日本女子大学名誉教授、大学共同研究利用機関法人人間文化研究機構客員教授、東大寺学術顧問、醍醐寺文化財研究所研究員。著書『中世東大寺の組織と経営』(塙書房刊)、『中世寺院史料論』(吉川弘文館刊)、編著『醍醐寺の歴史と文化財』(勉誠出版刊)、論文「醍醐寺三宝院の法流と聖教」(『醍醐寺文化財研究所紀要』23号)、「鎌倉仏教-密教「聖教」の視点から-」(『智山学報』66輯)、「中世聖教の料紙-醍醐寺聖教を素材として-」(『古文書料紙論叢』)、「中世根来寺の法儀と聖教」(「中世文学」63号)。第23回角川源義賞、第55回密教学芸賞受賞。 |
名前 | 生駒 哲郎 |
---|---|
肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員 |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。 山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、武蔵野大学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。 主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |
名前 | 三浦 一朗 |
---|---|
肩書き | 本学教授 |
プロフィール | 2007年3月 東北大学大学院文学研究科博士課程後期三年の課程単位取得退学。後に博士(文学)学位取得。 東北大学大学院文学研究科助教、尚絅学院大学総合人間科学部非常勤講師、東北福祉大学総合福祉学部非常勤講師、弘前学院大学文学部・同大学院文学研究科准教授などを経て、現職。 主な編著書・論文として、『春雨物語』(共著、三弥井古典文庫、2012年)、『上田秋成研究事典』(共著、笠間書院、2016年)、『岩沼市史第6巻 資料編III・近世』(共編、宮城県岩沼市、2019年)、「文化五年本『春雨物語』「樊噲」と阿闍世説話」(単著、木越治・勝又基編『怪異を読む・書く』(国書刊行会、2018年)所収)など。 |
名前 | 高橋 恵美子 |
---|---|
肩書き | 本学非常勤講師・武蔵野学院大学教授 |
プロフィール | 日本女子大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。 『中世結城氏の家伝と軍記』(勉誠出版、2010年)、「中世軍記史料における料紙表現」(湯山賢一編『古文書料紙論叢』所収、勉誠出版、2017年)等。 |