講座詳細情報
申し込み締切日:2019-03-31 / その他教養 / 学内講座コード:311006
正法眼蔵発菩堤心を学ぶ
- 開催日
- 4月 1日(月)~ 9月 2日(月)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
道元の「正法眼蔵」は、仏の教えを生き方学として学ぶ最適のテキストです。今回は、現実の迷いと無心とが共鳴する働きを「正法眼蔵発菩堤心」と「同・唯仏与仏」で学びます。内容は「迷い」と「仏のよびかけ・無心」とが出会うあり方を簡潔な和語で語ったものです。
たとえば「仏法は人の知るべきにあらず」といいます。仏の心は凡夫心には見えない。仏の心にあこがれ、凡夫心をつきはなしたとき、仏と私はつながったのである、という。それは凡夫心を「はるかに超えて来れるが故に悟りとはひとすじにさとりのちからのみにたすけらる」という。
ある人が質問した「巨千万境、一時に来た時どうしたらよいか」「かまうな(莫管他)」と答えた。自分のなすべきことに集中したまえ。そこで自己を実現するのが生き方だ、というのです。理屈をこえて生ききる所にその人の輝きがある、というわけです。
【講座スケジュール】
第1回 4月 1日(月) 人間の物差しをこえた無心の世界
第2回 4月 8日(月) 自我の色眼鏡をはずしたら皆尊く見える。
第3回 4月15日(月) 物事のあるがままにうけとれるか。
第4回 5月27日(月) あるべきように生きさわやかなのさ。
第5回 6月 3日(月) 魚心と水心みたいに同心なのさ。
第6回 6月10日(月) 鳥は鳥の道を飛ぶ。
第7回 6月24日(月) 菩堤心とは状況の中で慮る力である。
第8回 7月22日(月) 求める心(発心)はそれ自体がさとりの心なのさ。
第9回 7月29日(月) はかない命が永遠な真実をはたらくのです。
第10回 9月 2日(月) 迷いの現実でこそ無心が働いて輝くのさ。
道元の「正法眼蔵」は、仏の教えを生き方学として学ぶ最適のテキストです。今回は、現実の迷いと無心とが共鳴する働きを「正法眼蔵発菩堤心」と「同・唯仏与仏」で学びます。内容は「迷い」と「仏のよびかけ・無心」とが出会うあり方を簡潔な和語で語ったものです。
たとえば「仏法は人の知るべきにあらず」といいます。仏の心は凡夫心には見えない。仏の心にあこがれ、凡夫心をつきはなしたとき、仏と私はつながったのである、という。それは凡夫心を「はるかに超えて来れるが故に悟りとはひとすじにさとりのちからのみにたすけらる」という。
ある人が質問した「巨千万境、一時に来た時どうしたらよいか」「かまうな(莫管他)」と答えた。自分のなすべきことに集中したまえ。そこで自己を実現するのが生き方だ、というのです。理屈をこえて生ききる所にその人の輝きがある、というわけです。
【講座スケジュール】
第1回 4月 1日(月) 人間の物差しをこえた無心の世界
第2回 4月 8日(月) 自我の色眼鏡をはずしたら皆尊く見える。
第3回 4月15日(月) 物事のあるがままにうけとれるか。
第4回 5月27日(月) あるべきように生きさわやかなのさ。
第5回 6月 3日(月) 魚心と水心みたいに同心なのさ。
第6回 6月10日(月) 鳥は鳥の道を飛ぶ。
第7回 6月24日(月) 菩堤心とは状況の中で慮る力である。
第8回 7月22日(月) 求める心(発心)はそれ自体がさとりの心なのさ。
第9回 7月29日(月) はかない命が永遠な真実をはたらくのです。
第10回 9月 2日(月) 迷いの現実でこそ無心が働いて輝くのさ。
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中野 東禅 |
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肩書き | 曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師・元京都市竜宝寺住職・可睡斎僧堂・西堂 |
プロフィール | 1939年静岡県生まれ。大本山永平寺安居。駒澤大学大学院修士課程修了。 曹洞宗教化研修所研修所員、同所講師、主事、駒澤大学講師、可睡斎専門僧堂後堂、大正大学講師等歴任。 現在「死の臨床研究会」関東部会世話人、「儀礼文化学会」評議員、「ナムの会」副総務などを務める。 |