講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-22 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:302040
醍醐寺の仏法と文化財
- 開催日
- 9月23日(日)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 12:00~13:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
今年9月19日からサントリー美術館(来年1月からは九州国立博物館)で、「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」展が開催されます。この展示には醍醐寺に伝来した彫刻・絵画・史料などが多数展示され、平安時代の創建期から伝えられてきた多彩な文化財の魅力を、目の当たりにすることができます。「醍醐の花見」で有名な醍醐寺ですが、真言宗醍醐派總本山として今日も広大な寺域と伽藍をほこる大寺院です。そこで多くの文化財を伝えてきた醍醐寺の足跡を、真言密教・修験道をはじめとする多彩な仏法の姿を通してたどってみたいと思います。特に「国宝・醍醐寺文書聖教」として知られる6万点にも及ぶ史料群のなかから、注目すべきものを読み説き、醍醐寺に伝承されてきた真言密教の姿とその特質、そして日本の真言密教史のなかで醍醐寺が果たした役割についても考えてみます。なお本講座は、副島弘道講師による「醍醐寺の仏像」の前座として、また展示拝観に先立ち、醍醐寺とはどのようなお寺であるかを、いささかなりとも御理解いただければと考え企画したものです。
【講座スケジュール】
第1回 9月23日(日) 醍醐寺の仏法と文化財
今年9月19日からサントリー美術館(来年1月からは九州国立博物館)で、「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」展が開催されます。この展示には醍醐寺に伝来した彫刻・絵画・史料などが多数展示され、平安時代の創建期から伝えられてきた多彩な文化財の魅力を、目の当たりにすることができます。「醍醐の花見」で有名な醍醐寺ですが、真言宗醍醐派總本山として今日も広大な寺域と伽藍をほこる大寺院です。そこで多くの文化財を伝えてきた醍醐寺の足跡を、真言密教・修験道をはじめとする多彩な仏法の姿を通してたどってみたいと思います。特に「国宝・醍醐寺文書聖教」として知られる6万点にも及ぶ史料群のなかから、注目すべきものを読み説き、醍醐寺に伝承されてきた真言密教の姿とその特質、そして日本の真言密教史のなかで醍醐寺が果たした役割についても考えてみます。なお本講座は、副島弘道講師による「醍醐寺の仏像」の前座として、また展示拝観に先立ち、醍醐寺とはどのようなお寺であるかを、いささかなりとも御理解いただければと考え企画したものです。
【講座スケジュール】
第1回 9月23日(日) 醍醐寺の仏法と文化財
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 永村 眞 |
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肩書き | 日本女子大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学政治経済学部卒、同大学院文学研究科中退、文学博士。東京大学史料編纂所中世史料部(助手、助教授)をへて日本女子大学文学部史学科(助教授、教授)で日本中世史を担当、平成27年度末で定年退職。平成21年度より28年度まで神奈川県立金沢文庫長を兼務。東大寺や醍醐寺・根来寺、高田専修寺等の寺院史料調査を通して、諸宗・諸寺において「日本仏教」が如何に受容されていたかを考えている。日本女子大学名誉教授、東大寺学術顧問、根来寺文化研究所理事、醍醐寺文化財研究所研究員。著書に『中世東大寺の組織と経営』(塙書房)、『中世寺院史料論』(吉川弘文館)、編著に『醍醐寺の歴史と文化財』(勉誠出版)、『中世の門跡と公武権力』(戎光祥出版)、『二宮町史』(現栃木県真岡市)等。角川源義賞・密教学芸賞を受賞。 |