大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
『歎異抄』は親鸞の教えをコンパクトにまとめた最適の入門書です。これをテキストに、まずは10章くらいまでを読んでみます。口語訳ですので読めばわかると思いますが、並行して、そもそも仏教とはどういうものか、親鸞とはどのような人か、親鸞が依拠した浄土三部経とはどのような経典か、阿弥陀仏とはどのような仏さまなのか、といったことを、随時お話ししていきます。あとは時間の許す限り、先の方まで読んでいきたいと思いますが、仏教は奥が深く、また親鸞の教えはきわめてわかりやすくシンプルな教えに見えて、謎めいたところがあります。その奥深く謎めいたところを楽しむというスタンスで臨みたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回　4月13日(金) こころにとどく歎異抄(1)
第2回　5月11日(金) こころにとどく歎異抄(2)
第3回　6月 8日(金) こころにとどく歎異抄(3)
第4回　7月13日(金) こころにとどく歎異抄(4)

【教材】
『こころにとどく歎異抄』 著者名 三田誠広 出版社 武蔵野大学出版会 2018年1月 1800(予価)円(税込)

※上記教材をお持ちでない方は、

詳細ページよりご購入ください。


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	三田 誠広
肩書き	本学教授・芥川賞作家・日本文藝家協会副理事長
プロフィール	早稲田大学文学部卒。作家、日本文藝家協会副理事長。1977年、『僕って何』で芥川賞。1988年より早稲田大学で「小説創作」の講座を担当。早稲田大学客員教授、武蔵野大学客員教授を経て、現在は武蔵野大学文学部教授、文学部長。主な著書『いちご同盟』『天気の好い日は小説を書こう』『空海』『日蓮』『親鸞』『西行』『菅原道真』『道鏡』『聖徳太子』『実存と構造』『数式のない宇宙論』『星の王子さま』(翻訳)