講座詳細情報
申し込み締切日:2018-01-23 / 日本史 / 学内講座コード:292074g
ニ・ニ六事件の謎に迫る -「陸軍大臣ヨリ」に注目して- 【連続講座】史料から日本の歴史を考える 第四弾(7)
- 開催日
- 1月24日(水)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
昭和11(1936)年2月26日未明、陸軍の皇道派の影響を受けた一部青年将校らは、「昭和維新・尊皇討奸」を唱えて叛起。内閣総理大臣岡田啓介らを襲撃して、内大臣斎藤賓ら三人を殺害した。所謂ニ・二六事件の勃発である。当初、睦軍は有効な対応策を打ち出せず混乱したが、最終的には蔽起軍を「叛乱軍」として武力鎮圧を決定。その結果、29日、飯起軍は原隊復帰し事件は解決した。
ところで事件勃発時、宮中で陸軍首脳が集まり対処方を協議した際、「陸軍大臣ヨリ」と題する一文書が作成されたが、その文言をめぐり不思議な議論がある。講義では、事件後、陸軍によりその存在を全否定された文書の 問題点を抽出し謎多き事件の内奥に迫ってみたい。
【講座スケジュール】
第1回 1月24日(水)
昭和11(1936)年2月26日未明、陸軍の皇道派の影響を受けた一部青年将校らは、「昭和維新・尊皇討奸」を唱えて叛起。内閣総理大臣岡田啓介らを襲撃して、内大臣斎藤賓ら三人を殺害した。所謂ニ・二六事件の勃発である。当初、睦軍は有効な対応策を打ち出せず混乱したが、最終的には蔽起軍を「叛乱軍」として武力鎮圧を決定。その結果、29日、飯起軍は原隊復帰し事件は解決した。
ところで事件勃発時、宮中で陸軍首脳が集まり対処方を協議した際、「陸軍大臣ヨリ」と題する一文書が作成されたが、その文言をめぐり不思議な議論がある。講義では、事件後、陸軍によりその存在を全否定された文書の 問題点を抽出し謎多き事件の内奥に迫ってみたい。
【講座スケジュール】
第1回 1月24日(水)
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 堀口 修 |
---|---|
肩書き | 元大正大学文学部教授 |
プロフィール | 1949年東京生まれ。中央大学大学院文学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。 宮内庁書陵部編修課を経て2011年4月から2016年3月まで大正大学文学部歴史学科教授。専門は日本近現代史。『明治立憲君主制とシュタイン講義―天皇、政府、議会をめぐる論議―』(慈学社出版、2007)、『宮内省の公文書類と図書に関する基礎的研究』(創泉堂出版、2011年)、『 金子堅太郎と国際公法会―日本の条約改正問題と国際社会―』(創泉堂出版、2013年)、『 関東大震災と皇室・宮内省』(創泉堂出版、2014年)、「明治天皇紀」編修と金子堅太郎(『日本歴史』第661号、2003年)、「昭和大礼記録」の編纂について(『明治聖徳記念学会紀要』復刊53号、2016年)、ほか。 |