講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-20 / その他教養 / 学内講座コード:291007
日本の仏教と寺院の歩み ― 古代の東大寺に見る ―
- 開催日
- 4月21日(金)~ 5月26日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
奈良東大寺は聖武天皇の御願のもとに奈良時代に創建され、今日に伽藍を伝える大寺院です。今日では華厳宗大本山として知られますが、奈良・平安時代より八宗兼学を掲げ、日本に伝来した仏法を全て相承するという強い意識を伝えていました。その意識のもとで、諸宗教学が学ばれ、多くの仏典が生まれ伝来しました。奈良時代より発展をとげる日本の寺院社会にとって重要な意味をもち、また日本仏教の出発点とも言える東大寺の足跡を、その寺院と仏法という視点からたどってみたいと思います。そこで奈良時代から平安時代を通して、東大寺の寺院としての発展のなかで、どのようにして多彩な仏法と法会が育まれたのかを考えてみましょう。
【講座スケジュール】
第1回 4月21日(金) 聖武天皇と東大寺の創建
第2回 4月28日(金) 大仏・大仏殿の造営
第3回 5月12日(金) 二月堂修二会(お水取り)
第4回 5月19日(金) 南都六宗と天台・真言両宗
第5回 5月26日(金) 尊勝院と東南院−華厳と三論−
奈良東大寺は聖武天皇の御願のもとに奈良時代に創建され、今日に伽藍を伝える大寺院です。今日では華厳宗大本山として知られますが、奈良・平安時代より八宗兼学を掲げ、日本に伝来した仏法を全て相承するという強い意識を伝えていました。その意識のもとで、諸宗教学が学ばれ、多くの仏典が生まれ伝来しました。奈良時代より発展をとげる日本の寺院社会にとって重要な意味をもち、また日本仏教の出発点とも言える東大寺の足跡を、その寺院と仏法という視点からたどってみたいと思います。そこで奈良時代から平安時代を通して、東大寺の寺院としての発展のなかで、どのようにして多彩な仏法と法会が育まれたのかを考えてみましょう。
【講座スケジュール】
第1回 4月21日(金) 聖武天皇と東大寺の創建
第2回 4月28日(金) 大仏・大仏殿の造営
第3回 5月12日(金) 二月堂修二会(お水取り)
第4回 5月19日(金) 南都六宗と天台・真言両宗
第5回 5月26日(金) 尊勝院と東南院−華厳と三論−
講師陣
名前 | 永村 眞 |
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肩書き | 日本女子大学教授・神奈川県立金沢文庫長 |
プロフィール | 日本女子大学名誉教授、東京大学史料編纂所中世史料部をへて日本女子大学文学部史学科で日本中世史を担当、平成27年度末で定年退職。平成21年度より28年度まで、神奈川県立金沢文庫長を兼務。奈良東大寺や京都醍醐寺、高田専修寺等の寺院史料の調査を通して、諸宗・諸寺において日本仏教が如何に受容されていたかを考えてきた。著書『中世東大寺の組織と経営』(塙書房)、『中世寺院史料論』(吉川弘文館)、編集『二宮町史』等。年)など。 |