大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
「正信偈」は、親鸞聖人の主著『教行信証』の行巻末にある偈頌(韻文の歌)であり、浄土真宗の教えの根本となる要点を示すとともに、その教えが伝承されてきた歴史を述べるものともなっています。この講座では、三期18回にわたってこれを拝読し、親鸞聖人の教えの特色を学びながら、それが現代を生きる私たちにとって、どのような意味をもつのかを考えてみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 4月19日(水) 「正信偈」とは何か
第2回 5月17日(水) 「正信偈」の構成
第3回 6月21日(水) 帰依の表明
第4回 7月19日(水) 法蔵菩薩と阿弥陀仏
第5回 8月 9日(水) 往生浄土の教え
第6回 9月20日(水) 釈尊出世の本懐

名前	小山 一行
肩書き	本学特任教授
プロフィール	略歴:東洋大学大学院文学研究科(仏教学専攻)博士課程単位取得満期退学。文学修士(東洋大学) 筑紫女学園大学教授、同学長を経て、筑紫女学園大学名誉教授、武蔵野大学教授(特任) 研究領域:仏教学、浄土教、親鸞の思想研究 著書:『釈尊の道‐その生涯と教え‐』、『親鸞のいいたかったこと』、『高僧和讃に聞く』(いずれも山喜房仏書林刊)、『新々みちしるべ‐菩薩シリーズ‐しあわせ(福徳)』(仏教伝道協会刊)。