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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-12 / 文学 / 学内講座コード:272034

女流日記・紀行を読む『建礼門院右京大夫集』

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月13日(火)~ 3月15日(火)
講座回数
20回
時間
10:00~11:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
30,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
この講座で既に中世の『東関紀行』(男性、著者不明)、『十六夜日記』(阿仏尼)、『うたたね』(安嘉門院四条二阿仏尼)、『とはずがたり』(後深草院二条)を読んできましたが、今回は「女流日記紀行を読む」のシリーズの一つとして、平安期末期に生きた女性・建礼門院右京大夫の残した和歌集『建礼門院右京大夫集』を読みます。(「建礼門院」とは平家一族の頂天を華やかに生きた平清盛の娘で、高倉天皇の中宮となり、幼くして死んだ安徳天皇の母親でもあり、壇の浦合戦の最期、平家一族と共に入水して果てようとしたにもかかわらず助けられ、京都にもどされ尼となって寂光院に篭ってひっそりと平家一族の菩提を弔いつつ亡くなった方で「平家物語」小原御幸などで有名な女性です。)
その薄幸な晩年を見つつ、前半の華やかな頃から仕え、平家の公家の人々と交わった右京大夫の恋愛生活を中心とした歌集でありながら、日記文学の様相をもっての歌集に収められた歌々を鑑賞してゆきます。
※持ち物:古語辞典(お持ちの方のみ)

【講座スケジュール】
第1回10月13日(火) 頁を追って、全歌の全釈、語注、鑑賞などやって参考になる話もします。
第2回10月20日(火)
第3回10月27日(火)
第4回11月10日(火)
第5回11月17日(火)
第6回11月24日(火)
第7回12月 1日(火)
第8回12月 8日(火)
第9回12月15日(火)
第10回12月22日(火)
第11回 1月12日(火)
第12回 1月19日(火)
第13回 1月26日(火)
第14回 2月 2日(火)
第15回 2月 9日(火)
第16回 2月16日(火)
第17回 2月23日(火)
第18回 3月 1日(火)
第19回 3月 8日(火)
第20回 3月15日(火)

備考

【教材】
「建礼門院右京大夫集」
建礼門院右京大夫(久松潜一、久保田淳)
岩波書店
1978年3月
713円(税込)

※上記教材をお持ちでない方は、詳細ページよりご購入ください。

講師陣

名前 上村 正人
肩書き 元武蔵野女子学院中学高校教員
プロフィール 昭和13年(1938)生まれ。昭和35年(1960)、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭。平成15年(2003)3月、同上校定年退職。ほとんど高校で古文・漢文・現代文を教えてきた。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事、日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。
なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」「十六夜日記」「とはずがたり」をとりあげている。
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