講座詳細情報
申し込み締切日:2014-06-11 / 宗教・哲学:日本史 / 学内講座コード:261053
経典を見る ―お経の歴史─
- 開催日
- 6月12日(木)~ 8月 7日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 16:45~18:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
日本に入ってきた仏教の経典について、その本文の検討ではなく、こうした経典が、どのように写経されてきたのかを平安時代以降を中心に考えます。平安時代以降写経の歴史は不明な点が多いです。本講座は現存する経典そのものに注目し、書写・校正・使用している料紙の視点から、平安時代以降の写経の歴史を明らかにします。また、中世以降の版本の経典にも注目し、経典が日本において受容されてきた歴史と信仰世界を探求します。
【講座スケジュール】
第1回 6月12日(木) 平安時代の一切経- 書写と校正-
第2回 6月26日(木) 装飾経と文字の信仰
第3回 7月10日(木) 死者の追善とお経の書写 - 消息経-
第4回 7月24日(木) 加賀藩前田家寄進の『大般若経』
第5回 8月 7日(木) 天海版一切経 - 徳川家康の三十三回忌供養と天海僧正-
日本に入ってきた仏教の経典について、その本文の検討ではなく、こうした経典が、どのように写経されてきたのかを平安時代以降を中心に考えます。平安時代以降写経の歴史は不明な点が多いです。本講座は現存する経典そのものに注目し、書写・校正・使用している料紙の視点から、平安時代以降の写経の歴史を明らかにします。また、中世以降の版本の経典にも注目し、経典が日本において受容されてきた歴史と信仰世界を探求します。
【講座スケジュール】
第1回 6月12日(木) 平安時代の一切経- 書写と校正-
第2回 6月26日(木) 装飾経と文字の信仰
第3回 7月10日(木) 死者の追善とお経の書写 - 消息経-
第4回 7月24日(木) 加賀藩前田家寄進の『大般若経』
第5回 8月 7日(木) 天海版一切経 - 徳川家康の三十三回忌供養と天海僧正-
講師陣
名前 | 生駒 哲郎 |
---|---|
肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員 |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。 主要著書日本の名僧6『重源: 旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |