講座詳細情報
申し込み締切日:2013-12-06 / その他教養 / 学内講座コード:252089
蓮如書状を読む
- 開催日
- 12月7日~2月22日
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
親鸞聖人の廟堂として京都大谷に創建された大谷本願寺は、室町中期に蓮如上人が住持を継職して以降、大きな発展をとげることになります。比叡山延暦寺の山僧によって住持する大谷本願寺を破却された蓮如は、近江国を転々とした後、文明三年(1471)越前吉崎に拠点を得ると北陸における積極的な布教活動を展開しました。その布教への姿勢を物語るものこそ、吉崎御坊にあった蓮如が門徒に送った書状(御文)なのです。本講では、越中五箇山の行徳寺に伝来する蓮如自筆の書状を読み解きながら、蓮如が語る念仏の教え、吉崎に集まる末寺と門徒集団の実態について、考えてみたいと思います。
第1回 2013/12/07 蓮如の生涯を踏まえ、「当流安心沙汰事」を読みます。
第2回 2013/12/14 「福田門徒信心事」を通して「秘事法門」を考えます。
第3回 2014/01/11 「霜月報恩講事」を読み、報恩講の意義について考えます。
第4回 2014/02/08 「一向宗トイフイハレナキ事」から「浄土真宗」を理解します。
第5回 2014/02/15 「多屋坊主述懐事」を読み末寺・門徒の実態をたどります。
第6回 2014/02/22 「対名号安心事」を通して「安心」の意味を考えます。
第1回 2013/12/07 蓮如の生涯を踏まえ、「当流安心沙汰事」を読みます。
第2回 2013/12/14 「福田門徒信心事」を通して「秘事法門」を考えます。
第3回 2014/01/11 「霜月報恩講事」を読み、報恩講の意義について考えます。
第4回 2014/02/08 「一向宗トイフイハレナキ事」から「浄土真宗」を理解します。
第5回 2014/02/15 「多屋坊主述懐事」を読み末寺・門徒の実態をたどります。
第6回 2014/02/22 「対名号安心事」を通して「安心」の意味を考えます。
講師陣
名前 | 永村 眞 (ながむら まこと) |
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肩書き | 日本女子大学教授・神奈川県立金沢文庫長 |
プロフィール | 昭和23年生。早稲田大学政治経済学部経済学科卒、同大学院文学研究科博士課程中退、東京大学史料編纂所助手・助教授を経て、現在日本女子大学文学部教授、神奈川県立金沢文庫長兼務。 著書『中世東大寺の組織と経営』(塙書房刊)、『中世寺院史料論』(吉川弘文館刊)、編著『醍醐寺の歴史と文化財』(勉誠出版刊)、論文「親鸞聖人の消息と法語」(『高田学報』94 号)、「中世真宗高田門徒の「聖教」」(『日本中世における仏と神』、吉川弘文館刊)、「親鸞─「浄土真宗」と東国門─」(『人物にみる栃木の歴史』、随想舎刊)、「親鸞と良忠─その教化と説教─」(『中世文化と浄土真宗』、思文閣出版)等。 |