講座詳細情報
申し込み締切日:2014-01-22 / その他教養 / 学内講座コード:252058
日本の仏像を見る・考える
- 開催日
- 1月23日(木)~ 2月20日(木)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
仏像とは、そもそも何か。仏教でいう仏(ほとけ)を人々は観念的な存在ではなく、仏像に投影させる側面があった。言い換えれば、人々は仏像を礼拝することで仏を観念した。こうした思想の延長線上で、古代・中世には、生きた仏像、裸の仏像、動く仏像などが登場し、人々の信仰の対象となった。現代人からみると荒唐無稽な話ようだが、当時の人々は真摯に礼拝した。このような仏像に対する人々の受容の歴史を、仏像そのものの形、文献史料、胎内納入物(たいないのうにゅうぶつ)などから考察する。
【講座スケジュール】
第1回 1月23日(木) 篤く三宝(仏(ぶつ)・法(ほう)・僧(そう))をうやまえ― 仏とは仏像のこと―
第2回 2月 6日(木) 裸形像― ハダカの仏像はなぜ作製されたか―
第3回 2月20日(木) 仏像のなかは空洞― 仏像の胎内に何を奉納するか―
仏像とは、そもそも何か。仏教でいう仏(ほとけ)を人々は観念的な存在ではなく、仏像に投影させる側面があった。言い換えれば、人々は仏像を礼拝することで仏を観念した。こうした思想の延長線上で、古代・中世には、生きた仏像、裸の仏像、動く仏像などが登場し、人々の信仰の対象となった。現代人からみると荒唐無稽な話ようだが、当時の人々は真摯に礼拝した。このような仏像に対する人々の受容の歴史を、仏像そのものの形、文献史料、胎内納入物(たいないのうにゅうぶつ)などから考察する。
【講座スケジュール】
第1回 1月23日(木) 篤く三宝(仏(ぶつ)・法(ほう)・僧(そう))をうやまえ― 仏とは仏像のこと―
第2回 2月 6日(木) 裸形像― ハダカの仏像はなぜ作製されたか―
第3回 2月20日(木) 仏像のなかは空洞― 仏像の胎内に何を奉納するか―
講師陣
名前 | 生駒 哲郎 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員 |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。 主要著書日本の名僧6『重源: 旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |