大学公開講座のセカンドアカデミー

この講義では、釈尊や仏道に生きた人々の言葉を通して、私たちの「いのち」の現実を見つめ直し、その現実を生き抜く力としての(となる)仏教を、受講者の皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。具体的には、釈尊や日本仏教各宗の祖師方の言葉を紹介し、その言葉をどのように受け止めていくかについて、受講者同士のディスカッションなどを通して、深く学んでいきます。
併せて仏教の基本的な教えについても解説していきますので、初めて仏教の教えに触れられる方も、楽しく学べる内容になっています。

＜内容＞
第1回 釈尊の言葉① ～「いのち」とは何か?～
第2回 釈尊の言葉② ～「老い」と「死」を考える～
第3回 祖師の言葉① ～自己に向き合う～
第4回 祖師の言葉② ～震災に向き合う～
第5回 祖師の言葉③ ～他者に向き合う～

名前	爪田 一寿
肩書き	本学講師
プロフィール	東京大学文学部卒。同大学院人文社会系研究科博士課程単位修得満期退学。河合塾講師、浄土真宗本願寺派教学伝道研究センター研究員、関西学院大学客員研究員等を経て、現在、武蔵野大学通信教育部専任講師、駒澤大学・東京医科歯科大学非常勤講師。専門分野は、中国・日本仏教、生命倫理学、死生学。著書に『「阿含経典」を読む』(共著、角川書店、2006)、『いのちの選択 今、考えたい脳死・臓器移植』(共著、岩波書店、2010)などがある。