講座詳細情報
申し込み締切日:2012-08-30 / その他教養 / 学内講座コード:241098
生誕130年 日本のアンデルセン 小川未明の魅力
- 開催日
- 8月31日(金)、9月7日(金)、14日(金)、21日(金)
- 講座回数
- 全4回
- 時間
- 10:00-11:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」と呼ばれ広く親しまれている小川未明。昨年が没後50年、ことしが生誕130年にあたります。明治43年処女童話集「赤い船」を出して以後45年間、1200編に及ぶ創作童話を書き続けた未明は、大正、昭和戦前期を代表する童話作家でありながら、太平洋戦争後の1950年代には、いくつかの角度からはげしく批判されました。その批判をとおして、日本の現代児童文学が成立したという経緯もあります。生誕130年を機会に、未明の童話や小説、そして、詩や童謡を読み、その今日的な意味を考えます。
講師陣
名前 | 宮川 健郎 |
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肩書き | 本学教授 |
プロフィール | 本学教育学部教授。立教大学大学院博士前期課程修了。文学修士。 宮城教育大学助教授、明星大学教授を経て、現職。著書に、『現代児童文学の語るもの』(NHKブックス)、 『子どもの本のはるなつあきふゆ』(岩崎書店)、編著『名作童話 小川未明30選』、『名作童話を読む 未明・賢治・南吉』(いずれも春陽堂書店)など。 |
名前 | 藤本 恵 |
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肩書き | 都留文科大学准教授 |
プロフィール | 都留文科大学文学部准教授。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻単位取得退学。 児童文学と社会思潮の関わりを研究テーマとする。主な論文に、「金子みすゞの批評性」(2003.3「昭和文学研究」)、「錯綜する物語─薫くみこ『十二歳の合い言葉』の魅力」により、第1回日本児童文学者協会評論新人賞(佳作)を受賞。 |