大学公開講座のセカンドアカデミー

本講座はカウンセリングの実践編として、基本的な知識・技法・倫理についての解説を行った上で、事例検討を行います。本講座は、臨床心理士をはじめ、教育、医療、保健、福祉等の現場で実際に援助および相談業務に携わっている方を対象とします。相談業務に携わっている方であれば、臨床心理士の資格の有無は問いませんが、受講生全員に事例に関する守秘義務を遵守していただきます。
また、当日、検討する事例を受講者から募ります。原則として、当事者の方から検討会で発表する旨の許可を得ており、かつ、所属組織からも許可を得ている事例を求めます。固有名詞は原則として伏せ、事例の解釈に支障のない範囲で事実を改変する等、当事者の方が特定されないような配慮を求めます。事例に関する配布資料は回収し、受講生もこの講座以外の場で事例について口外することを禁止します。

なお、援助や相談業務に携わっていることを証明する文書の提示や、遵守事項について誓約書を提出していただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。


【トピック】
1.カウンセリングの基本的な技法と知識
2.カウンセリングにおける倫理
3.事例検討


講義のスタイルは、パワーポイントを用いた解説、映像資料を用いた解説、グループディスカッションによる事例検討等であり、クラス内およびグループ内での積極的な意見交換を求めます。なお、受講者の学習深度に応じて、若干の講義内容の変更があることをご了承ください。

*初めて開講する講座です。事例検討を行います。

名前	須田　誠
肩書き	福島学院大学福祉心理学部専任講師・臨床心理士
プロフィール	慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。臨床心理士として警察非行少年カウンセリングセンター、精神科クリニック、地域保健所等で相談活動に従事。慶應義塾大学医学部非常勤講師、慶應義塾大学文学部非常勤講師、武蔵野大学通信教育部専任講師を経て、2011年より福島学院大学福祉心理学部専任講師。