大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
本講義では、武蔵野大学の創立者、高楠順次郎の生涯を、高楠を取り巻く人脈に注目しながら、概観します。生地広島から京都普通教校時代までの浄土真宗人脈、欧州留学をめぐる南条文雄や欧州の研究者たちとの出会い、国内の仏教学や印度哲学の研究者たち、そして、武蔵野大学の創設を支援した浄土真宗関係者や政財界の人々、等々、いくつかのグループに分けて、高楠周辺の人々に注目しながら、高楠の生涯を考えていきます。

【講座スケジュール】
第1回 1月31日(火) 高楠順次郎の生涯(1) ─出生から欧州留学まで
第2回 2月 7日(火) 高楠順次郎の生涯(2) ─帰国から晩年まで

名前	石上 和敬
肩書き	本学准教授
プロフィール	1963年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学文学部助手、東京外国語大学非常勤講師などを経て、現在、武蔵野大学教養教育部准教授、浄土真宗本願寺派教学伝道研究センター客員研究員などを務める。専門分野は仏教学(インド仏教)、及び、現代日本の伝統仏教。