大学公開講座のセカンドアカデミー

　このシリーズは、過去２年間の前期と後期の講義を基礎にしたものです。ご好評に応え、一部に改訂を加えて再度お話しています。
　すでに、①では「薬が発見されてから臨床で投与されるまで」を、②では「投与された薬が体内の作用部位へ到達するまで」を説明しました。今回の③では「体内の作用部位へ到達した薬はそこでどのようにして効くのだろう」という点について講義します。
　取り上げる薬は、多くの方々にとって身近なもの、例えば「血液をサラサラにする薬」、「血圧を下げる薬」、「コレステロールを下げる薬」、「尿酸値を下げる薬」などを考えています。
　出来る限り、分りやすくお話するつもりです。
①　6 月14 日： 基礎的事項と「血液をサラサラにする薬」
②　6 月28日：「 コレステロール値を下げる薬」と「血圧を下げる薬」
③　7 月12日：「 尿酸値を下げる薬」など

名前	山田　秀雄
肩書き	元本学教授
プロフィール	東京大学医学部薬学科卒業後、塩野義製薬株式会社入社、研究所勤務。薬学博士、米国ニューヨーク州立大学薬学部にて研究、北里大学薬学部教授。 　武蔵野女子大学（現・武蔵野大学）文学部教授、定年退職後客員教授、平成20 年3 月退職。 　専門：薬物動態学、臨床薬理学。