大学公開講座のセカンドアカデミー

　古来、石頭希遷の禅は真金鋪、馬祖道一の禅は雑貨鋪と喩えられました。真金鋪とは純金を商う店、雑貨鋪は様々な品物を売る店のことで、元は『祖堂集』に載ることばです。このシリーズでは石頭系の禅がどういうものであったかを、『祖堂集』を中心に読んでいきます。時代は中唐から晩唐、白居易や杜牧らが活躍する時代です。さて、石頭の法孫たちが展開する禅の世界はどのようなものであったか。禅の文献をじっくりと味わおうと思います。
※持ち物：筆記用具　できれば漢和辞典
①　5 月12 日：天皇道悟と弟子龍潭崇信
②　5 月19 日：薬山惟儼と弟子雲巌曇晟　①
③　5 月26 日：薬山惟儼と弟子雲巌曇晟　②
④　6 月2 日：薬山惟儼の弟子道吾円智
⑤　6 月9 日：薬山惟儼の弟子華亭徳誠
⑥　6 月16 日：大顛寶通の弟子三平義忠
⑦　6 月23 日：丹霞天然の弟子翠微無学
⑧　6 月30 日：長髭和尚の弟子石室善道
⑨　7 月7 日：その他　１
⑩　7 月14 日：その他　２

名前	須山　長治
肩書き	本学非常勤講師
プロフィール	早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程単位修得満期退学。文学修士。 　駒澤大学非常勤講師。本学通信教育部非常勤講師。