大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
わが国は四方を海に囲まれた海洋国家です。この海から古来日本人は多くの恵みを受けてきました。近年、日本近海に海底熱水鉱床、レアアース泥等の鉱物資源やメタンハイドレート等のエネルギー資源が豊富に存在することが確認されました。また、海洋自然エネルギーを使った発電も大きなポテンシャルがあります。これらを有効活用できれば、日本が資源大国となることも夢ではありません。開発に向けて、技術的課題や商業生産の可能性を検証・解説します。
海洋資源の開発・活用を進めるには、海洋権益の確保が重要です。日本近海をめぐる国際情勢や、日本がとるべき対応策についても考察します。


【講座スケジュール】
第1回 6月12日(金) 日本近海の鉱物資源
第2回 6月26日(金) 日本近海のエネルギー資源
第3回 7月10日(金) 海洋権益をいかに守るか

名前	西脇 文男
肩書き	本学客員教授・環境エコノミスト
プロフィール	1946年生。1968年4月日本興業銀行入行。同行取締役、興銀リース(株)副社長、DOWA ホールディングス(株)常勤監査役を歴任。2013 年9 月より武蔵野大学客員教授。 著書:再生可能エネルギーがわかる(日本経済新聞出版社)、レアメタル・レアアースがわかる(日本経済新聞出版社)、景気の見方と金利・相場感覚の磨き方(近代セールス社)、新国際金融事情(共同執筆 財経詳報社)。訳書:FED ウォッチング(D・ジョーンズ著 日本経済新聞社)。