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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-10-03 / 文学 / 学内講座コード:23220312

テーマで読む源氏物語Ⅱ【対面】 皇統女性の結婚【対面/日本の文化・歴史/文学/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月11日(水)、10月18日(水)、10月25日(水)、11月 8日(水)
講座回数
4回
時間
14:00~15:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,100円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
平安時代には、皇統の尊貴性を守るために内親王不婚の伝統がありました。史実では婚姻を結んだ内親王は15%ほどに過ぎなかったのです。しかしその一方で、皇統の女性たちはその血筋の高貴さゆえに、男性たちの求愛の的ともなります。
源氏物語においても内親王・女王といった多くの皇統女性たちが登場し、求愛や結婚をめぐって、また一夫多妻制という制度下での結婚生活において、さまざまな苦悩を重ねる姿が描き出されています。
本講座では、紫の上・藤壺・朝顔姫君・秋好中宮・宇治八の宮の姫君たち(大君・中君・浮舟)といった皇統女性たちが結婚をめぐって置かれた状況と、その懊悩・身の処し方についてお話しします。


【紹介動画】
https://commonsi.muc.meiji.jp/em/61fc829bd7f0
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)

【特記事項】
※本講座は対面型となります。


■申込締切日:10月3日(火)10:00AM


■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください

【講義概要】
第1回 10月11日(水) 奈良朝末から平安中期の皇族女性の結婚
奈良朝末から平安中期にかけて、史実としての皇族女性が結んだ婚姻についてお話しします。

第2回 10月18日(水) 藤壺・紫の上
藤壺と紫の上は、叔母・姪の間柄です。藤壺は入内して中宮となり、紫の上は光源氏に引き取られ養育された後に妻の一人となります。

第3回 10月25日(水) 朝顔姫君・秋好中宮
ともに光源氏が恋着しながらも、結婚に至らなかった女性たちです。

第4回 11月 8日(水) 宇治八の宮の姫君たち(大君・中君・浮舟)
同じ父親を持つ姉妹ながら、大君は結婚拒否を貫き、中君は匂宮の妾妻となり、浮舟は出家を果たします。

備考

【教材】
・配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 西本 香子
肩書き 駒澤大学非常勤講師
プロフィール これまで明治大学・桐朋学園大学音楽学部などの兼任講師を歴任。
明治大学大学院博士課程修了。博士(文学)。専門は『うつほ物語』『源氏物語』をはじめとする平安時代の物語文学。とくに、古代文学における音楽と王権との関係について、礼楽思想で尊ばれた琴(きん)の扱われ方を中心に考察している。著書に『古代日本の王権と音楽―古代祭祀の琴(こと)から源氏物語の琴(きん)へ―』(高志書院 2018年9月)がある。YouTubeで「西本香子の『うつほ物語』講座」を配信中。
名前 日向 一雅
肩書き 明治大学名誉教授
プロフィール 東京大学・博士(文学)。主要著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂、『源氏物語その生活と文化』中央公論美術出版、『源氏物語 東アジア文化の 受容から創造へ』笠間書院、岩波新書『源氏物語の世界』など。
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