講座詳細情報
申し込み締切日:2023-05-12 / その他趣味 / 学内講座コード:23120307
世界の「聖地」を旅する【対面】 第二十の旅 聖なる湖水の物語【対面/世界の文化・歴史/その他/】
- 開催日
- 5月20日(土)、 5月27日(土)、 6月10日(土)、 6月17日(土)、 7月 1日(土)、 7月 8日(土)、 7月22日(土)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 21,175円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座趣旨】
今期は前期に引き続いて、聖なる湖水への道を辿ることにいたします。古くから湖水をめぐって語られてきた神秘の伝説、そこを舞台とする儀式や歴史、世界のいたるところで湖水は人々の魂を深くとらえてきました。さながら人々の心の中にあらかじめ一つの湖ないし泉が眠っているかのようです。これまでのシリーズで取り組んできた山や河川にもまして特別の魅力を湛える湖水の聖性とはいかなるものでしょうか。湖水めぐりを試みることにいたしましょう。
本講座は節目の第二十期を迎えます。そこで「聖地」の意味を改めて見つめ直すべく、初回には立野・越川両氏による対談を行います。人々の精神や魂がもはや共通の根柢を失ってしまっている現代において、聖なるものとの結びつきを求め続ける二人の旅路を語っていただきます。
どうぞ奮ってご参加ください。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
・対面型講座における感染症予防対策について
・対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー
■申込締切日: 5月12日(金) AM10:00
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 5月20日(土) 〔対談〕旅のこころざしと漂泊の日々
「第二十期」を迎える今期、これまでの探求の足取りを振り返りながら、現代の「聖地巡礼」について語り合います。
第2回 5月27日(土) 戦乱の歴史を見てきた琵琶湖(兵庫県)
北岸に残る多数の十一面観音像を訪ね、古戦場賤ヶ岳の武将像と戦乱の往時を語り合います。
第3回 6月10日(土) ケルト文化の故郷 ネス湖(スコットランド)
ネッシー騒ぎよりもはるかむかしから、ここは巨龍伝説が語り伝えられる謎の湖でした。
第4回 6月17日(土) 「たつこ」を探して 田沢湖(秋田県)
うつせみは願をもてばあはれなりけり(茂吉)。龍に化身した娘の伝説を訪ねます。
第5回 7月 1日(土) 水源のない「幻の湖」 ワイアウ湖(ハワイ)
かつてここに住みし人々は、子が生まれるとへその緒を湖に投げて大地に返しにきたと言います。
第6回 7月 8日(土) 国境を縦断する
マジョーレ湖(イタリア、スイス)
湖畔にモンテ・ヴェリタ(真実の山)と呼ばれる小高い山があり、その一角で現代を代表する西洋と東洋の叡智が出会いと対話を長年重ねました。
第7回 7月22日(土) 小さく産んで大きく育てる コッヘル湖(ドイツ南部
この湖水を愛した「青の騎士団」と名乗る優れた画家たちが、西欧絵画に新生面をひらいたのです。
今期は前期に引き続いて、聖なる湖水への道を辿ることにいたします。古くから湖水をめぐって語られてきた神秘の伝説、そこを舞台とする儀式や歴史、世界のいたるところで湖水は人々の魂を深くとらえてきました。さながら人々の心の中にあらかじめ一つの湖ないし泉が眠っているかのようです。これまでのシリーズで取り組んできた山や河川にもまして特別の魅力を湛える湖水の聖性とはいかなるものでしょうか。湖水めぐりを試みることにいたしましょう。
本講座は節目の第二十期を迎えます。そこで「聖地」の意味を改めて見つめ直すべく、初回には立野・越川両氏による対談を行います。人々の精神や魂がもはや共通の根柢を失ってしまっている現代において、聖なるものとの結びつきを求め続ける二人の旅路を語っていただきます。
どうぞ奮ってご参加ください。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
・対面型講座における感染症予防対策について
・対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー
■申込締切日: 5月12日(金) AM10:00
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 5月20日(土) 〔対談〕旅のこころざしと漂泊の日々
「第二十期」を迎える今期、これまでの探求の足取りを振り返りながら、現代の「聖地巡礼」について語り合います。
第2回 5月27日(土) 戦乱の歴史を見てきた琵琶湖(兵庫県)
北岸に残る多数の十一面観音像を訪ね、古戦場賤ヶ岳の武将像と戦乱の往時を語り合います。
第3回 6月10日(土) ケルト文化の故郷 ネス湖(スコットランド)
ネッシー騒ぎよりもはるかむかしから、ここは巨龍伝説が語り伝えられる謎の湖でした。
第4回 6月17日(土) 「たつこ」を探して 田沢湖(秋田県)
うつせみは願をもてばあはれなりけり(茂吉)。龍に化身した娘の伝説を訪ねます。
第5回 7月 1日(土) 水源のない「幻の湖」 ワイアウ湖(ハワイ)
かつてここに住みし人々は、子が生まれるとへその緒を湖に投げて大地に返しにきたと言います。
第6回 7月 8日(土) 国境を縦断する
マジョーレ湖(イタリア、スイス)
湖畔にモンテ・ヴェリタ(真実の山)と呼ばれる小高い山があり、その一角で現代を代表する西洋と東洋の叡智が出会いと対話を長年重ねました。
第7回 7月22日(土) 小さく産んで大きく育てる コッヘル湖(ドイツ南部
この湖水を愛した「青の騎士団」と名乗る優れた画家たちが、西欧絵画に新生面をひらいたのです。
備考
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 立野 正裕 |
---|---|
肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 1947年福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(全十巻、現在第三巻まで刊行中)、『日本文学の扉をひらく』(全十巻、現在第三巻まで刊行中)、『紀行 失われたものの伝説』、『紀行 星の時間を旅して』、『洞窟の反響』、『未完なるものへの情熱』など。 |
名前 | 越川 芳明 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1952年千葉県生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位所得退学。専攻は米文学。90年代後半から、米墨国境地帯のボーダー・ピープルの「声」と「歌」を聴くために、精力的にフィールドワークを行う。著書に『トウガラシのちいさな旅 ボーダー文化論』、『ギターを抱いた渡り鳥 チカーノ詩礼賛』、『周縁から生まれる ボーダー文学論』、『カリブ海の黒い神々 キューバ文化論序説』など多数。 |
名前 | 伊藤 龍哉 |
---|---|
肩書き | 文芸評論家 |
プロフィール | 1991年大分県生まれ。明治大学文学部卒業。文芸雑誌『トルソー』同人(編集人、群島の会主宰)。共著「世界の『聖地』を旅する 第一~第四の旅路」(編集・発行 明治大学リバティアカデミー)。主な論文「いかにして『明日』は可能か―大西巨人作『精神の氷点』考察」(『社会評論 179号』)、「創造への出発点―オスカー・ワイルドの身振り」(『文芸研究 第129号』)など。 |