検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-25 / 世界史 / 学内講座コード:22220320

【対面】隋唐帝国の政治と社会4 【対面/世界の文化・歴史/その他/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
2月 2日(木)、 2月16日(木)、 3月 2日(木)、 3月16日(木)
講座回数
4回
時間
14:00~15:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
11,000円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座趣旨】
 中国悠久の歴史のなかで、ひときわ高くそびえるのが隋唐300年(581-907年)の時代です。当時の世界でこれに比肩する国はなく、日本は、この巨大な王朝と向き合い、多くの文化を受け入れ、国の基を固めました。この国はどのようにして生れ、どのような歴史をたどり、中国・東アジア史の上に如何なる位置を占めたでしょうか。本講座では、時に前後の時代や周辺地域にも踏み出し、隋唐国家の特質やその魅力に迫ります。
 今期は、唐王朝に非漢人「雑胡」(ざっこ)の立場で食い込み、755年に反乱を起こし、唐朝の屋台骨を大きく揺るがした安禄山(あんろくざん)に焦点をあて、その全容を時代史と関わらせて明らかにします。そこには楊貴妃がいました。講義では図像や史料、時には新発見の資料や歴史の裏側のエピソードなどを交えながら進めます。
※今期から講座名を表記のように改めました。

【特記事項】
※本講座は対面型となります。

■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
対面型講座における感染症予防対策について
対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー

■申込締切日:2023年1月25日(水)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。


下図: 安禄山の記録『安禄山事迹』の冒頭と楊貴妃像(陝西・馬嵬駅)

【講義概要】
第1回 2月 2日(木) 安禄山の出自と節度使への道
唐代史上に「雑胡」安禄山がどのように登場し、節度使への地歩を築いていくか、考察します。

第2回 2月16日(木) 唐朝政界における安禄山と楊貴妃
玄宗の「恩寵」の下、安禄山が唐朝中央政界にどう進出し足場を築いたか。楊貴妃の存在をそこに重ねて論じます。

第3回 3月 2日(木) 安史の乱の勃発と展開、その歴史的意味
755年末から763年初におよんだ反乱の側に焦点をあて、軍事力や民族など諸問題から、反乱側の姿を浮き彫りにします。

第4回 3月16日(木) 安史の乱は何であったか。その時代的歴史的意義を探る
反乱が唐朝に与えた衝撃は大きかった。しかし唐はなお復活します。それは何故か。その問題を反乱に抵抗した側から考えます。

備考

【教材】
配付資料

テキスト情報
《参考文献》
氣賀澤保規著『絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(講談社学術文庫、2020年、1350円)
森部豊著『安禄山 「安史の乱」を起したソグド人』(山川出版社、2013年、800円)
藤善眞澄著『安禄山と楊貴妃 安史の乱始末記』(清水書院、2018年、1800円)

全講座一覧はこちらからご確認いただけます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 氣賀澤 保規
肩書き 元明治大学文学部教授 明治大学東アジア石刻文物研究所所長 東洋文庫研究員 博士(文学)
プロフィール 京都大学文学部卒業。同大学院修了。1995年より2014年3月明治大学文学部教授。専門は中国中世の政治社会文化史。主著に『府兵制の研究』(同朋舎、明治大学学術奨励賞受賞)、『則天武后』(講談社学術文庫)、『中国の歴史12、絢爛たる世界帝国 隋唐時代』(講談社学術文庫)、『遣隋使がみた風景』(八木書店)、『中国中世仏教石刻の研究』(勉誠出版)、『中国仏教社会の基層構造の研究』(明治大学)、『雲南の歴史と文化とその風土』(明大人文研叢書)、『新編唐代墓誌所在総合目録』(明治大学)、『隋唐洛陽と東アジア』(法蔵館)、『現代語訳 北斉書』(勉誠出版)など。
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.