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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-29 / 文学 / 学内講座コード:22220303

【対面】はじめての風土記 『肥前国風土記』と風土記逸文の世界【対面/日本の文化・歴史/文学/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 7日(金)、10月21日(金)、11月11日(金)、11月25日(金)、12月 9日(金)
講座回数
5回
時間
11:00~12:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
13,750円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
古代日本列島に暮らしていた人びとの生活、信仰をもっともよく私たちに伝えてくれるのが『風土記』。これまで本講座では五つの古風土記を読破してきた。いよいよ『肥前国風土記』も大詰めを迎え、残るのは諸国風土記の逸文。散逸した諸国風土記の貴重なテキストにも、豊かな日本列島の生活が活写されている。五風土記や『日本書紀』『古事記』を補う大切な文献である。本講座は今期で終了する。時間がある限り、風土記の総まとめをしてみたい。

【特記事項】
※本講座は対面型となります。

■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
対面型講座における感染症予防対策について
対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー

■申込締切日:9月29日(木)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

■講義の進捗状況によって、スケジュール通りに進まないことがあります。

【講義概要】
第1回 10月 7日(金) 『肥前国風土記』佐嘉郡佐嘉川
祟る河神を鎮めるため、在地の女司祭者は土でこしらえた人形・馬形をささげた。古来の神祭りの原型がここにある。

第2回 10月21日(金) 『肥前国風土記』松浦郡領巾(ひれ)振り峰
『万葉集』にも歌われ悲劇として後世にも流布した松浦佐用姫伝説は、九州の三輪山伝説でありまた河童伝説でもあった。

第3回 11月11日(金) 『肥前国風土記』杵島郡嬢子(おみな)山
山の上に女性の土蜘蛛がいたので景行天皇が滅ぼした。ここに限らず九州には在来種族に女性のリーダーが多い。女王国卑弥呼の名残りなのか。

第4回 11月25日(金) 風土記逸文研究
丹後国風土記逸文「水江浦島子」
昔話で有名な浦島太郎の原話は丹後国に伝えられた神仙譚。『万葉集』や室町時代の絵巻、御伽草紙などから浦島太郎伝説を探る。

第5回 12月 9日(金) 風土記逸文研究
尾張国風土記逸文「吾鬘(あずら)の郷」
尾張国丹羽郡に飛んできたのは垂仁天皇皇子ホムツワケに祟りする出雲の女神司祭者の髪飾り。遠く出雲の神が何故、尾張での神祭りを希望するのか?

備考

【教材】
・配付資料

全講座一覧はこちらからご確認いただけます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 元明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)、『オビシャ文書の世界―関東の村の祭りと記録』(岩田書院、2018年)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。

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