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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-16 / 文学 / 学内講座コード:22220229

『紫式部日記』を読む ―『源氏物語』作者の日常―【Zoom/日本の文化・歴史/文学/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー オンライン講座(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
1月24日(火)、 1月31日(火)、 2月14日(火)、 2月21日(火)、 3月 7日(火)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,900円
定員
90
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
 平安朝物語の多くは、作者不明です。しかし幸いにも『源氏物語』は、紫式部の作品であることが分かっています。そればかりでなく、彼女が記した別の作品『紫式部日記』や歌集『紫式部集』も残されているのです。
 紫式部は、一条天皇中宮彰子(藤原道長の娘)に仕える女房でした。そのため『紫式部日記』は個人の日記というだけでなく、宮中女房日記の側面も持っています。主人である彰子の敦成親王(後の後一条天皇)出産やその後の祝いの儀式を詳細に記録しているほか、赤染衛門・和泉式部・清少納言など宮中に仕える他の女房たちや、藤原公任などの公卿たちの人物評も記しているのです。その一方で、力仕事に従事する下人たちへも視線を注ぎ、身分にかかわらず等しく苦しみの中にある人間存在を見つめるというような、『源氏物語』作者ならではの叙述も含まれています。
 本講座では『紫式部日記』を冒頭から省略することなく読んでいきます。画像や動画・CDなども活用しながら、平安時代の宮中生活や『源氏物語』理解の参考になるような部分について、分かりやすく解説します。

【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日::2023年1月15日(日)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 1月24日(火) 『紫式部日記』を読む(1)
彰子の出産を控えた土御門殿の様子。紫式部と道長の贈答歌。

第2回 1月31日(火) 『紫式部日記』を読む(2)
彰子の出産。物の怪調伏の祈祷。産後の儀式。

第3回 2月14日(火) 『紫式部日記』を読む(3)
三日、五日、七日、九日の産養。若宮をいつくしむ道長。

第4回 2月21日(火) 『紫式部日記』を読む(4)
一条天皇、土御門殿に行幸し若宮と対面。

第5回 3月 7日(火) 『紫式部日記』を読む(5)
五十日の祝い。女房ら、中宮彰子の御前で物語の冊子作りに勤しむ。

備考

【講座をお薦めする方】
平安貴族の生活や『源氏物語』に興味のある方にお勧めです。

【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。

全講座一覧はこちらからご確認いただけます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 西本 香子
肩書き 元明治大学兼任講師
プロフィール これまで明治大学・駒澤大学などの兼任講師を歴任。現在、当アカデミー講師。
明治大学大学院博士課程修了。博士(文学)。専門は『うつほ物語』『源氏物語』をはじめとする平安時代の物語文学。とくに、古代文学における音楽と王権との関係について、礼楽思想で尊ばれた琴(きん)の扱われ方を中心に考察している。著書に『古代日本の王権と音楽―古代祭祀の琴(こと)から源氏物語の琴(きん)へ―』(高志書院 2018年9月)がある。

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