講座詳細情報
申し込み締切日:2022-11-17 / 世界史 / 学内講座コード:22220218
明大アジア史講座 学び直し中国古代春秋・戦国史【Zoom/世界の文化・歴史/その他/】
- 開催日
- 11月25日(金)、12月 2日(金)、12月 9日(金)、12月16日(金)、12月23日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,900円
- 定員
- 90
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座趣旨】
初の統一中華帝国・秦や、400年にわたる大帝国・漢の基礎は、紀元前8世紀前半から紀元前3世紀後半にわたる500年の春秋・戦国期によってかたちづくられてきました。多様な人物が交錯し、故事成語の宝庫でもあるこの時代ですが、近年の新出史料を用いた歴史研究の発展は、そのような重要な時代の実相を次々と解明しつつあり、春秋戦国期に対する認識は、数十年前と変わりつつあります。そこで、この時代の研究で多数の論著を発表し国内外で評価されている第一線の研究者を講師にお招きし、全体的な流れをつかみながら、新出史料による最新研究の成果を交えて改めてみていきたいと思います。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:11月17日(木)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 11月25日(金) 春秋戦国史概説
具体的な検討に先立ち、春秋・戦国史の概観を行ない、時代の状況を明らかにしていきます。
第2回 12月 2日(金) 春秋前半期―東周王朝の幕開けと晋国の台頭
西周滅亡後、二人の王が並び立ち、最終的に東周が成立するまでを、伝世文献と新出土資料を対比し見ていきます。また東周の成立に主導的役割を果たした晋国が春秋一の大国になる過程を青銅器銘文等から論じます。
第3回 12月 9日(金) 春秋後半期―春秋秦の自己認識
後に中国を統一する秦も春秋時代には、東の晋の霸者体制に抑え込まれていました。当時の国際関係の中で形成された秦の自己認識を、秦公諸器銘文から読み解きます。
第4回 12月16日(金) 戦国前半期―戦国七雄の形成
晋・斉という春秋時代の大国が相次いで臣下に乗っ取られ、戦国七雄と呼ばれる七つの大国が争う戦国時代に移行していく過程を、新出史料を使いながら見ていきます。
第5回 12月23日(金) 戦国後半期―??の乱と戎?君公
??の乱は、秦の統一に向かう画期となりましたが、そこには秦に服属していた異民族も動員されていました。彼らの姿と秦の統治体制の変容を、新資料も交えて考察します。
初の統一中華帝国・秦や、400年にわたる大帝国・漢の基礎は、紀元前8世紀前半から紀元前3世紀後半にわたる500年の春秋・戦国期によってかたちづくられてきました。多様な人物が交錯し、故事成語の宝庫でもあるこの時代ですが、近年の新出史料を用いた歴史研究の発展は、そのような重要な時代の実相を次々と解明しつつあり、春秋戦国期に対する認識は、数十年前と変わりつつあります。そこで、この時代の研究で多数の論著を発表し国内外で評価されている第一線の研究者を講師にお招きし、全体的な流れをつかみながら、新出史料による最新研究の成果を交えて改めてみていきたいと思います。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:11月17日(木)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 11月25日(金) 春秋戦国史概説
具体的な検討に先立ち、春秋・戦国史の概観を行ない、時代の状況を明らかにしていきます。
第2回 12月 2日(金) 春秋前半期―東周王朝の幕開けと晋国の台頭
西周滅亡後、二人の王が並び立ち、最終的に東周が成立するまでを、伝世文献と新出土資料を対比し見ていきます。また東周の成立に主導的役割を果たした晋国が春秋一の大国になる過程を青銅器銘文等から論じます。
第3回 12月 9日(金) 春秋後半期―春秋秦の自己認識
後に中国を統一する秦も春秋時代には、東の晋の霸者体制に抑え込まれていました。当時の国際関係の中で形成された秦の自己認識を、秦公諸器銘文から読み解きます。
第4回 12月16日(金) 戦国前半期―戦国七雄の形成
晋・斉という春秋時代の大国が相次いで臣下に乗っ取られ、戦国七雄と呼ばれる七つの大国が争う戦国時代に移行していく過程を、新出史料を使いながら見ていきます。
第5回 12月23日(金) 戦国後半期―??の乱と戎?君公
??の乱は、秦の統一に向かう画期となりましたが、そこには秦に服属していた異民族も動員されていました。彼らの姿と秦の統治体制の変容を、新資料も交えて考察します。
備考
【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
■全講座一覧はこちらからご確認いただけます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
■全講座一覧はこちらからご確認いただけます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | ?村 武幸 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。2009年三重大学人文学部准教授、2014年明治大学文学部准教授を経て、2020年より現職。著書『漢代の地方官吏と地域社会』(汲古書院、2008年)・『秦漢簡牘史料研究』(汲古書院、2015年)、編著『周縁領域からみた秦漢帝国』(六一書房、2017年)・『周縁領域からみた秦漢帝国2』(六一書房、廣瀬薫雄・渡邉英幸と共編、2019年)。 |
名前 | 廣瀬 薫雄 |
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肩書き | 復旦大学出土文献与古文字研究中心研究員 |
プロフィール | 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。2008年復旦大学(中国・上海)出土文献与古文字研究中心講師、2010年副研究員、2019年より現職。著書『秦漢律令研究』(汲古書院、2010年)、『簡帛研究論集』(上海古籍出版社、2019年)、編著『周縁領域からみた秦漢帝国2』(六一書房、高村武幸・渡邉英幸と共編、2019年)、訳著『殷周青銅器綜覧』第一卷・第二巻(上海古籍出版社、林巳奈夫著、近藤晴香と共訳、2017年、2019年)。 |
名前 | 渡邉 英幸 |
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肩書き | 愛知教育大学教育学部准教授 |
プロフィール | 東北大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了。博士(国際文化)。2011年愛知教育大学教育学部専任講師、2015年より現職。著書『古代〈中華〉観念の形成』(岩波書店、2010年)、編著『周縁領域からみた秦漢帝国2』(六一書房、高村武幸・廣瀬薫雄と共編、2019年)。 |