講座詳細情報
申し込み締切日:2022-06-28 / 文学 / 学内講座コード:22120310
【対面】写本を読んでみる-成尋阿闍梨母集 毎回本文の一部を写本(影印)を読んでみます。【対面/日本の文化・歴史/文学/】
- 開催日
- 7月 6日(水)、 7月13日(水)、 7月27日(水)、 8月 3日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,680円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
高貴権門の家系の出自の作者は平安の女流文学が華やかに開花した時代に少女期を過ごした。母の死、夫との死別という悲運に会いながらも、高僧となった二人の息子を栄誉に思い穏やかな充足した日々を送っていた。
作者齢八十余のある日、息子成尋から渡宋の決意を告げられる。息子との突然の離別の悲しみと苦悩、全ては我が身の長命故の不幸と罪であると悲嘆し我が身を厭う。現世での再会はもはや望むべくもなく、極楽浄土での再会を祈願するのみの日々である。そして残された母は、遠く離れていく成尋の無事安全を一心に仏に祈る。老母の我が子への尽きせぬ思いと愛情の日記を読む。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
・対面型講座における感染症予防対策について
・対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー
■申込締切日:6月28日(火)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 7月 6日(水) 成尋渡宋の決意
息子成尋に渡宋の意思決意を告げられ離別を悲しみ嘆く。
第2回 7月13日(水) 成尋との離別
崇高な成尋の志は嬉しく誇らしくはあるものの遠く長い離別は我が長命故の罪と思う。
第3回 7月27日(水) 悲嘆の涙の日々
出国への途上、所用で一時帰京した成尋との再度の別れは哀絶を極める。
第4回 8月 3日(水) 極楽往生の願い
成尋渡宋の報せにもはや現世での再会は絶望となり極楽浄土での再会を祈る。
高貴権門の家系の出自の作者は平安の女流文学が華やかに開花した時代に少女期を過ごした。母の死、夫との死別という悲運に会いながらも、高僧となった二人の息子を栄誉に思い穏やかな充足した日々を送っていた。
作者齢八十余のある日、息子成尋から渡宋の決意を告げられる。息子との突然の離別の悲しみと苦悩、全ては我が身の長命故の不幸と罪であると悲嘆し我が身を厭う。現世での再会はもはや望むべくもなく、極楽浄土での再会を祈願するのみの日々である。そして残された母は、遠く離れていく成尋の無事安全を一心に仏に祈る。老母の我が子への尽きせぬ思いと愛情の日記を読む。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
・対面型講座における感染症予防対策について
・対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー
■申込締切日:6月28日(火)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 7月 6日(水) 成尋渡宋の決意
息子成尋に渡宋の意思決意を告げられ離別を悲しみ嘆く。
第2回 7月13日(水) 成尋との離別
崇高な成尋の志は嬉しく誇らしくはあるものの遠く長い離別は我が長命故の罪と思う。
第3回 7月27日(水) 悲嘆の涙の日々
出国への途上、所用で一時帰京した成尋との再度の別れは哀絶を極める。
第4回 8月 3日(水) 極楽往生の願い
成尋渡宋の報せにもはや現世での再会は絶望となり極楽浄土での再会を祈る。
備考
【教材】
配付資料
配付資料
講師陣
名前 | 土田 節子 |
---|---|
肩書き | 国文学研究資料館を経て元いわき明星大学准教授 |
プロフィール | - |
名前 | 日向 一雅 |
---|---|
肩書き | 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程単位取得退学。博士(文学)。主要著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂、『源氏物語その生活と文化』中央公論美術出版、『源氏物語 東アジア文化の 受容から創造へ』笠間書院、岩波新書『源氏物語の世界』など。 |