講座詳細情報
申し込み締切日:2022-05-18 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:22120306
【対面】絵解きの世界―あの世とこの世をつなぐもの― その10 絵解きセレクション【対面/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/】
- 開催日
- 5月26日(木)、 6月 2日(木)、 6月 9日(木)、 6月16日(木)、 6月23日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座趣旨】
かつて洋の東西において、それぞれ「絵解き」と呼ばれる宗教を拡めるための視聴覚に訴える説教・唱導の芸能が盛んに行われた時代があった。わが国でも、識字階層の少なかった時代にストーリー(物語性・説話性)豊かな仏教説話画を用いて、その内容や思想を当意即妙に解き語る絵解きが人々を魅了したのである。我々が抱える「生と死」の問題を、先人たちがどのように捉え、どのように解決しようと試みたのか、皆で考えてみたい。今期は東アジアの絵解きと、絵解きの変奏のセレクションを扱います。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
・対面型講座における感染症予防対策について
・対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー
■申込締切日:5月18日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 5月26日(木) 絵解きの東漸
インドをはじめ、中国・朝鮮半島・日本に伝来する「仏伝図」絵解きについて触れます。
第2回 6月 2日(木) 韓国・台湾の「地獄絵」
今も韓国・台湾に生きている閻魔王を中心とする十王信仰を考えます。
第3回 6月 9日(木) 韓国の仏教説話画と絵解き(1)
曹渓寺(ソウル市)大雄殿(本堂)の壁画「釈迦―代記図絵」の絵解きを取り上げます。
第4回 6月16日(木) 韓国の仏教説話画と絵解き(2)
東鶴寺大雄殿の壁画「釈迦八相図」の絵解きを取り上げます。
第5回 6月23日(木) 絵解きの変奏
絵解きの変奏としての「覗きからくり」について取り上げて考えます。ビデオも上映予定。
かつて洋の東西において、それぞれ「絵解き」と呼ばれる宗教を拡めるための視聴覚に訴える説教・唱導の芸能が盛んに行われた時代があった。わが国でも、識字階層の少なかった時代にストーリー(物語性・説話性)豊かな仏教説話画を用いて、その内容や思想を当意即妙に解き語る絵解きが人々を魅了したのである。我々が抱える「生と死」の問題を、先人たちがどのように捉え、どのように解決しようと試みたのか、皆で考えてみたい。今期は東アジアの絵解きと、絵解きの変奏のセレクションを扱います。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
・対面型講座における感染症予防対策について
・対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー
■申込締切日:5月18日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 5月26日(木) 絵解きの東漸
インドをはじめ、中国・朝鮮半島・日本に伝来する「仏伝図」絵解きについて触れます。
第2回 6月 2日(木) 韓国・台湾の「地獄絵」
今も韓国・台湾に生きている閻魔王を中心とする十王信仰を考えます。
第3回 6月 9日(木) 韓国の仏教説話画と絵解き(1)
曹渓寺(ソウル市)大雄殿(本堂)の壁画「釈迦―代記図絵」の絵解きを取り上げます。
第4回 6月16日(木) 韓国の仏教説話画と絵解き(2)
東鶴寺大雄殿の壁画「釈迦八相図」の絵解きを取り上げます。
第5回 6月23日(木) 絵解きの変奏
絵解きの変奏としての「覗きからくり」について取り上げて考えます。ビデオも上映予定。
備考
【講座をお薦めする方】
東アジアの伝統的文学・芸能に関心のある方
【教材】
配付資料
東アジアの伝統的文学・芸能に関心のある方
【教材】
配付資料
講師陣
名前 | 林 雅彦 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 唱導文化研究所代表 |
プロフィール | 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員を歴任。新宮市市政功労者。令和元年度和歌山県文化功労賞。 |