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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-08 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:22120202

聖典と図像から読み解く地獄と天国 【Zoom/日本の文化・歴史/世界の文化・歴史/その他/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー オンライン講座(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月18日(月)、 4月25日(月)、 5月 9日(月)、 5月16日(月)、 5月23日(月)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,900円
定員
90
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座趣旨】
世界中のほとんどの宗教は、地獄と天国(極楽)という二つの死後世界を想定してきました。本講義では、この二つの死後世界にまつわるさまざまな疑問を、宗教学の立場から考察します。なぜ、二つの死後世界が想定されたのか。実在するのか、それとも虚構なのか。宗教によって、二つの死後世界の位置づけに違いはあるのか。どこにあるのか。どんなところなのか。現世との関係はどう考えられてきたのか。行き来することは可能なのか。何が地獄や天国(極楽)に行くのか。霊魂だけなのか。身体を伴うのか。キリスト教やイスラム教が主張する最後の審判とは何か。復活とは何か。日本人は地獄と極楽浄土に、どう向き合ってきたのか。聖典の文言だけではなく、貴重な図像の数々を駆使し、人気アニメ作品まで総動員して、これらの疑問に答えたいと思います。

【紹介動画】
https://commonsi.muc.meiji.jp/em/61fc8141e13ec
※本動画は、担当講師が講座の魅力やねらいなどを数分でまとめたものです。お申込みの参考にしてください。
(ストリーミング動画です。通信費は視聴者負担となります。)

【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。

■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日:4月8日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 4月18日(月) 地獄の起源・天国(極楽)の起源
死後世界に関する関心は世界中の至る所に見出せます。特に古代エジプトでは図像表現も試みられていました。では、地獄と天国(極楽)のイメージはなぜ生み出されたのか。どちらが先行するのか。どちらがより多くバリエーション展開してきたのか。根本的な疑問にお答えします。

第2回 4月25日(月) キリスト教の地獄と天国
意外なことに『旧約聖書』も『新訳聖書』も地獄と天国についてほとんど何も語っていません。それにもかかわらず、図像表現はあまた制作されました。そこで図像からキリスト教の地獄と天国を解読します。

第3回 5月 9日(月) イスラム教の地獄と天国
イスラム教の聖典『コーラン』と『ハディース』には地獄と天国に関するとても詳しい描写があります。僅かですが図像もありますので、聖典の文言とあわせて解説します。

第4回 5月16日(月) 仏教の地獄と極楽
仏教聖典では地獄と極楽はどう説かれているのか。極楽浄土への往生を説く浄土教や阿弥陀如来の由来は何か。仏教以外の要素は介在しているのか。文献と図像を駆使して、お答えします。

第5回 5月23日(月) 日本人にとっての地獄と極楽
無限大の彼方にあるはずの地獄と極楽を、日本人は日本列島の中に見出してきました。それは、なぜ、可能だったのか、日本人の宗教観を、空海や道元の著作やあまたの図像、人気アニメの『鬼滅の刃』などから考察します。

備考

【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 宗教学者
プロフィール 1953年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授などを歴任。専門領域は宗教学。日本とチベットの仏教や修験道を中心に、修行における心身の変容、宗教図像学などを研究。また仏教の智恵を現代に再生し利用する各種の企画を立案し実践する。
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