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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-12-24 / 文学 / 学内講座コード:21220310

【対面】絵解きの世界―あの世とこの世をつなぐもの― その9 絵解きセレクション

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
1月13日(木)、1月27日(木)、2月10日(木)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
7,920円
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
かつて洋の東西において、それぞれ「絵解き」と呼ばれる宗教を拡めるための視聴覚に訴える説教・唱導の芸能が盛んに行われた時代があった。わが国でも、識字階層の少なかった時代にストーリー(物語性・説話性)豊かな仏教説話画を用いて、その内容や思想を当意即妙に解き語る絵解きが人々を魅了したのである。我々が抱える「生と死」の問題を、先人たちがどのように捉え、どのように解決しようと試みたのか、皆で考えてみたい。今期は東アジアの絵解きと、絵解きの変奏のセレクションを扱います。

【特記事項】
■申込締切日:12月24日(金)

【講義概要】
第1回 1月13日(木) 「釈迦涅槃図」絵解き
アジア各地には、釈尊の伝記を描いた説話画に「仏伝図」「釈迦一代記図絵」「釈迦八相図」など称されるものがあります。今回は「釈迦涅槃図」を考えてみます。

第2回 1月27日(木) 「善光寺参り絵解き図」絵解き(3)
前回に続き、「善光寺参り絵解き図」絵解きの3回目を通して、皆様と一緒に善光寺の魅力を考えてみます。

第3回 2月10日(木) 「道成寺縁起絵巻」絵解き
平安時代以降の道成寺譚の多彩な文芸・芸術・美術を取り上げ、男女の愛憎劇を考えてみます。

備考

【講座をお薦めする方】
東アジアの伝統的文学・芸能に関心のある方

【教材】
配付資料

講師陣

名前 林 雅彦
肩書き 明治大学名誉教授 唱導文化研究所代表
プロフィール 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き、アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員を歴任。新宮市市政功労者。令和元年度和歌山県文化功労賞。
名前 小林 玲子
肩書き 長野郷土史研究会副会長 絵解き口演家
プロフィール 長らく長野郷土史研究会の中心的メンバーとして活躍してきて、近年は長野県内の文化である「絵解き」を伝え、広めていく活動の一環として、「長野の絵解きを広める会」を発足させて活躍しています。

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