講座詳細情報
申し込み締切日:2022-01-08 / 文学 / 学内講座コード:21220231
ケーベルと鴎外・漱石 哲学・美学・音楽の伝道師と明治期の知識人
- 開催日
- 1月18日(火)、1月25日(火)、2月 1日(火)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,940円
- 定員
- 90
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
夏目漱石の随筆『ケーベル先生』で知られているR. v. ケーベルは、チャイコフスキーに作曲を学んだ音楽家であると同時に、ハイデルベルクで哲学を学び、当時のヨーロッパの最先端の思想を具現した知識人でした。日本における美学の先駆者・森鴎外がハルトマンの美学論を精力的に紹介したことから、政府は彼を帝国大学教授として招聘することにしました。しかし、ハルトマンは健康上の理由で来日が叶わず、その紹介で日本における哲学・美学の最初の外国人教授になったのがケーベルでした。当時の学生はケーベルの古代ギリシャ語、ラテン語を含む優れた語学力と学識に圧倒され、その人柄にも魅了され、その一人に漱石がいました。この講座では、ケーベルと明治期の知識人の交流、さらに滝廉太郎などの音楽家に大きな影響を与えた足跡を辿ります。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:1月8日(土)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 1月18日(火) ケーベルの生い立ちと成長
ドイツ系ロシア人としてモスクワで優れた教育を受けた背景と、ベルリンやハイデルベルクにおける哲学・美学研究を追います。
第2回 1月25日(火) 鴎外・漱石とケーベル
鴎外がなぜ美学という学問に強い関心を抱くようになったのかを考えると同時に、漱石の『ケーベル先生』を読んでいきます。
第3回 2月 1日(火) ケーベルと明治期の知識人
日本に教養という言葉を定着させることにケーベルが大きく貢献したこと、また日本の音楽界に与えた影響の大きさを考えます。
夏目漱石の随筆『ケーベル先生』で知られているR. v. ケーベルは、チャイコフスキーに作曲を学んだ音楽家であると同時に、ハイデルベルクで哲学を学び、当時のヨーロッパの最先端の思想を具現した知識人でした。日本における美学の先駆者・森鴎外がハルトマンの美学論を精力的に紹介したことから、政府は彼を帝国大学教授として招聘することにしました。しかし、ハルトマンは健康上の理由で来日が叶わず、その紹介で日本における哲学・美学の最初の外国人教授になったのがケーベルでした。当時の学生はケーベルの古代ギリシャ語、ラテン語を含む優れた語学力と学識に圧倒され、その人柄にも魅了され、その一人に漱石がいました。この講座では、ケーベルと明治期の知識人の交流、さらに滝廉太郎などの音楽家に大きな影響を与えた足跡を辿ります。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:1月8日(土)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 1月18日(火) ケーベルの生い立ちと成長
ドイツ系ロシア人としてモスクワで優れた教育を受けた背景と、ベルリンやハイデルベルクにおける哲学・美学研究を追います。
第2回 1月25日(火) 鴎外・漱石とケーベル
鴎外がなぜ美学という学問に強い関心を抱くようになったのかを考えると同時に、漱石の『ケーベル先生』を読んでいきます。
第3回 2月 1日(火) ケーベルと明治期の知識人
日本に教養という言葉を定着させることにケーベルが大きく貢献したこと、また日本の音楽界に与えた影響の大きさを考えます。
備考
【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
講師陣
名前 | 井戸田 総一郎 |
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肩書き | コーディネータ 明治大学名誉教授 |
プロフィール | 慶応義塾大学経済学部教授を経て、1999年より明治大学文学部ドイツ文学専攻教授及び大学院文学研究科独文学専攻教授。現在フライブルク大学ニーチェ研究センター客員研究員、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団研究フェロー。 |