講座詳細情報
申し込み締切日:2021-11-12 / その他実用 / 学内講座コード:21220224
宇宙構造物から柔らかいオムツまで広きにわたり活躍する折紙工学 展開構造物のデザイン、厚板の折畳法、缶やボトルの折畳法などを学ぶ
- 開催日
- 11月20日(土)、11月27日(土)、12月 4日(土)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,940円
- 定員
- 90
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座趣旨】
宇宙構造物はコンパクトに畳まれて打上げられ宇宙で大きく展開される。これには折紙構造特有の展開収縮機能が使用される。第1回目では、その実現には空の部分を設ける必要のある厚肉構造物の折畳み法について学ぶ。この場合、空の部分を最小限とする設計法が要求される。このような研究から開発され販売されている折畳みヘルメットなどの設計法を学ぶ。第2回の講座で螺旋折りなどの展開収縮構造のデザインと応用例を学ぶ。第3回目は、1)折紙設計、2)軽くて剛な折紙構造の設計製造、3)展開収縮可能な折紙構造の設計製造、からなる折紙工学の全貌を、1)では衛生用品メーカーから販売されたオムツ設計、2)では、どのような形状も強度を上げることのできる切り紙ハニカム設計製造、3)では折り畳み缶やペットボトルの設計製造法を例に学ぶ。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:11月12日(金)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 11月20日(土) 折りたたみ式厚板ボックスやヘルメット:基礎となる折り紙の数理とは
表題の作品例ではどのように問題を分析し,解決しているかについて,折り紙に関連した数理の視点から考察します。
第2回 11月27日(土) 折紙による展開収縮構造のデザインと応用例
展開収縮構造について解説し、折紙だけど折紙じゃない、折紙のアイデアを活かした応用例を紹介します。
第3回 12月 4日(土) 優れた特性を有す折紙構造の産業化の課題とその解決法について
折紙構造の産業化を阻害している要因とその解決法について例を挙げて説明します。
宇宙構造物はコンパクトに畳まれて打上げられ宇宙で大きく展開される。これには折紙構造特有の展開収縮機能が使用される。第1回目では、その実現には空の部分を設ける必要のある厚肉構造物の折畳み法について学ぶ。この場合、空の部分を最小限とする設計法が要求される。このような研究から開発され販売されている折畳みヘルメットなどの設計法を学ぶ。第2回の講座で螺旋折りなどの展開収縮構造のデザインと応用例を学ぶ。第3回目は、1)折紙設計、2)軽くて剛な折紙構造の設計製造、3)展開収縮可能な折紙構造の設計製造、からなる折紙工学の全貌を、1)では衛生用品メーカーから販売されたオムツ設計、2)では、どのような形状も強度を上げることのできる切り紙ハニカム設計製造、3)では折り畳み缶やペットボトルの設計製造法を例に学ぶ。
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:11月12日(金)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 11月20日(土) 折りたたみ式厚板ボックスやヘルメット:基礎となる折り紙の数理とは
表題の作品例ではどのように問題を分析し,解決しているかについて,折り紙に関連した数理の視点から考察します。
第2回 11月27日(土) 折紙による展開収縮構造のデザインと応用例
展開収縮構造について解説し、折紙だけど折紙じゃない、折紙のアイデアを活かした応用例を紹介します。
第3回 12月 4日(土) 優れた特性を有す折紙構造の産業化の課題とその解決法について
折紙構造の産業化を阻害している要因とその解決法について例を挙げて説明します。
備考
【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
講師陣
名前 | 奈良 知恵 |
---|---|
肩書き | 明治大学研究・知財戦略機構客員研究員、先端数理科学インスティテュート所員 |
プロフィール | お茶の水女子大学で博士の学位を取得後,武蔵工業大学(現 東京都市大学)に就職(助手,その後講師),同大学からの奨励を得て1年間ミシガン大学にて客員研究員。2001年より東海大学(助教授,その後教授)に勤務。同大学定年退職後,2015年4月から明治大学 先端数理科学インスティテュート(MIMS)研究員,明治大学研究・知財戦略機構客員教授を歴任。日本数学会,アメリカ数学協会,日本折紙学会などの会員。 |
名前 | 石田 祥子 |
---|---|
肩書き | 明治大学理工学部機械工学科准教授 |
プロフィール | 2004年京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。民間企業にて勤務の後、明治大学先端数理科学インスティテュート研究員、同大理工学部助教、専任講師等を経て、2019年4月より現職。折紙の数理に基づいた構造設計と展開収縮構造の工学応用を研究。博士(工学)。 |
名前 | 萩原 一郎 |
---|---|
肩書き | コーディネータ、明治大学研究・知財戦略機構研究特別教授、先端数理科学インスティテュート及び自動運転社会総合研究所所員 |
プロフィール | 京都大学工学研究科数理工学専攻修士課程修了後日産自動車に入社、24年間勤務の後、1996年4月東京工業大学教授(工学部機械科学科、後、機械物理工学専攻)、2012年4月から2021年3月まで明治大学研究・知財戦略機構特任教授。2021年4月より同研究特別教授。東京大学論文博士。東京工業大学名誉教授。天津大学名誉教授。第22期23期学術会議会員。日本機械学会・日本応用数理学会・日本シミュレーション学会・日本計算力学連合名誉会員、米国機械学会・自動車技術会・アジアシミュレーション学会連合フェロー会員。 |