講座詳細情報
申し込み締切日:2021-09-30 / 文学 / 学内講座コード:21220103
異界訪問譚の行方 記紀神話から浦島太郎へ
- 開催日
- 10月 8日(金)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,100円
- 定員
- 90
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
記紀神話には繰り返し異界訪問譚が語られています。例えば、イザナキは黄泉国からこの世に戻ってきて三貴子を得、オホクニヌシは根の国で妻と宝を得て葦原中つ国の王となりました。山幸彦にしても失くした釣り針と二つの玉を海神の宮で得て、兄を懲らしめることに成功しており、これらの神話では異界を訪問した結果、この世界の王として君臨することになります。ところが、『風土記』では常世の国に行った「嶋子」(浦島太郎)はそこで何かを得ることなく故郷に戻り、昔話「見るなの座敷」にしても、男が得たものは何もなく、ただ美しい女とともに時を過ごしたという経験のみが残されました。何故そのような違いがあるのか、異界訪問譚をキーワードに日本人の心性について考えてみたいと思います。
詳しくは講座紹介動画をご覧ください。?動画リンク先
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:9月30日(木)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 8日(金) 異界訪問譚の行方
記紀神話で繰り返し語られる異界訪問譚と、『風土記』の「嶋子」(浦島太郎)伝承や昔話「見るなの座敷」との違いから、日本人の心性について考えてみたいと思います。
記紀神話には繰り返し異界訪問譚が語られています。例えば、イザナキは黄泉国からこの世に戻ってきて三貴子を得、オホクニヌシは根の国で妻と宝を得て葦原中つ国の王となりました。山幸彦にしても失くした釣り針と二つの玉を海神の宮で得て、兄を懲らしめることに成功しており、これらの神話では異界を訪問した結果、この世界の王として君臨することになります。ところが、『風土記』では常世の国に行った「嶋子」(浦島太郎)はそこで何かを得ることなく故郷に戻り、昔話「見るなの座敷」にしても、男が得たものは何もなく、ただ美しい女とともに時を過ごしたという経験のみが残されました。何故そのような違いがあるのか、異界訪問譚をキーワードに日本人の心性について考えてみたいと思います。
詳しくは講座紹介動画をご覧ください。?動画リンク先
【特記事項】
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
注)見逃し配信は、やむを得ず講座を欠席した場合や復習のための補助教材です。原則として、リアルタイム配信にご参加くださいますようお願いします。
注)機器トラブル等により、見逃し配信が困難な場合もございますことご了承ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:9月30日(木)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 10月 8日(金) 異界訪問譚の行方
記紀神話で繰り返し語られる異界訪問譚と、『風土記』の「嶋子」(浦島太郎)伝承や昔話「見るなの座敷」との違いから、日本人の心性について考えてみたいと思います。
備考
【教材】
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
配付資料
※会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
講師陣
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学経営学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『日本神話の男と女―「性」という視点』(三弥井書店)、『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。 |