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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-05-11 / 文学 / 学内講座コード:21120039

【リアルタイム】西行の和歌と旅 花と月と漂白の歌僧

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー オンライン講座(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月19日(水)、6月 2日(水)、6月16日(水)、6月30日(水)、7月 7日(水)、7月21日(水)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
13,200円
定員
20
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
桜の花と月をこよなく愛でた西行は、仏道に精進した歌僧として、日本文学史上の数多くの歌人の中で現代人によく知られていると同時に、一番親しまれている歌人であると言えます。良い家柄で生まれながらも、23歳という若さで出家をとげた西行は、73歳を一期に河内国弘川寺で入寂するまで人生の大半を旅から旅の中で送るようになります。本講座では、西行の草庵生活と旅の歌を中心に読み解きながら、西行にまつわる出来事や説話・伝承を通して、西行の人物像に迫ってみたいと思います。

【特記事項】
※本講座はオンライン受講のみとなります。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日:5月11日(火)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

【講義概要】
第1回 5月19日(水) 西行の出自と官暦
藤原氏系の武門に生まれ、鳥羽上皇に北面の武士として仕えた佐藤義清の家系と官暦について解説します。

第2回 6月 2日(水) 西行の出家の原因
西行は23歳の若さで出家をとげているが、その出家の原因について、恋愛説・道心説を中心に出家の動機を探ります。

第3回 6月16日(水) 出家直後の草庵生活
西行は出家直後に東山・嵯峨・鞍馬山など京都周辺を転々としているが、その草庵生活について解説します。

第4回 6月30日(水) 西行の初度陸奥への旅
西行が初めて陸奥へ旅したのは、26歳の時ではないかといわれているが、初度陸奥の旅を決行したその意義と背景を考えます。

第5回 7月 7日(水) 西行と吉野山
吉野の桜をこよなく愛でた西行は度々吉野を訪れているが、西行にとって特別な存在である吉野山の桜の歌を紹介します。

第6回 7月21日(水) 西行の熊野への旅
『山家集』には熊野で詠んだ歌が多く残っており、西行が熊野三山や熊野霊場を訪ね、歌に託したその思いを解説します。

備考

【講座をお薦めする方】
西行の草庵生活や旅の歌に興味をお持ちの方。

【教材】
配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 金 任仲
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『華厳縁起の研究』(宝庫社)、『華厳縁起―元暁絵・義湘絵』(民俗苑)、『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『絵解きと伝承そして文学」(方丈堂出版、共著)、論文に「古代日本と朝鮮渡来文化」(『文芸研究』109号、2009)、「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「日本華厳宗祖師・元暁」(『淵民学志』29輯、2018)、「高句麗僧慧慈と聖徳太子」(『淵民学志』31輯、2019)など。

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