講座詳細情報
申し込み締切日:2021-04-30 / 文学 / 学内講座コード:21120005
【オンデマンド】海と島々からの日本哲学史
- 開催日
- 5月11日(火)、5月18日(火)、5月25日(火)、6月 1日(火)、8日(火)、6月15日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
西田幾多郎の『善の研究』は伊波普猷の『古琉球』と同年(1911年)に出版された。のみならず、西田は「海」を哲学した人だとも言われる。西田だけではない、日本の哲学者たちは「海」を、「島々」をどのように語ったのだろうか。また、語らなかったのだろうか。西周以降の日本哲学を「海」と「島々」をキーワードに読み解くと、どうなるのだろうか。今回は、主に和辻哲郎の『風土』『鎖国』を取り上げ、その読解から、川勝平太の海洋史観を検討してみたい。
【特記事項】
※お申込み前に必ずオンデマンド講座ご受講にあたってをご確認ください。
■申込締切日 4月30日(金)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 5月11日(火) 哲学と多島海
哲学の誕生と「多島海」(エーゲ海)との関係を初めとして、哲学における「海」と「島々」について概説する
第2回 5月18日(火) 西周、井上哲次郎、西田幾多郎と「海」
「海」」という観点から、これら3名の哲学者の言説を解読する。
第3回 5月25日(火) 和辻哲郎『風土』『鎖国』を読む。
和辻の主要著作を「海」と「島々」という観点から読み直す。
第4回 6月 1日(火) 和辻哲郎『風土』『鎖国』を読む。
上記の読解の継続。
第5回 6月 8日(火) 川勝平太の『文明の海洋史観』を読む
川勝平太の海洋史観とブローデルの地中海論、今西錦司、梅棹忠夫の連関を考える。
第6回 6月15日(火) 多島海システム論へ向けて
川勝の理論の問題点を剔抉しながら、担当者自身の多島海論を素描する。
西田幾多郎の『善の研究』は伊波普猷の『古琉球』と同年(1911年)に出版された。のみならず、西田は「海」を哲学した人だとも言われる。西田だけではない、日本の哲学者たちは「海」を、「島々」をどのように語ったのだろうか。また、語らなかったのだろうか。西周以降の日本哲学を「海」と「島々」をキーワードに読み解くと、どうなるのだろうか。今回は、主に和辻哲郎の『風土』『鎖国』を取り上げ、その読解から、川勝平太の海洋史観を検討してみたい。
【特記事項】
※お申込み前に必ずオンデマンド講座ご受講にあたってをご確認ください。
■申込締切日 4月30日(金)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 5月11日(火) 哲学と多島海
哲学の誕生と「多島海」(エーゲ海)との関係を初めとして、哲学における「海」と「島々」について概説する
第2回 5月18日(火) 西周、井上哲次郎、西田幾多郎と「海」
「海」」という観点から、これら3名の哲学者の言説を解読する。
第3回 5月25日(火) 和辻哲郎『風土』『鎖国』を読む。
和辻の主要著作を「海」と「島々」という観点から読み直す。
第4回 6月 1日(火) 和辻哲郎『風土』『鎖国』を読む。
上記の読解の継続。
第5回 6月 8日(火) 川勝平太の『文明の海洋史観』を読む
川勝平太の海洋史観とブローデルの地中海論、今西錦司、梅棹忠夫の連関を考える。
第6回 6月15日(火) 多島海システム論へ向けて
川勝の理論の問題点を剔抉しながら、担当者自身の多島海論を素描する。
備考
【講座をお薦めする方】
どなたも大歓迎です。
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
どなたも大歓迎です。
【教材】
配付資料
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 合田 正人 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1979年一橋大学社会学部卒業、その後、東京都立大学大学院、パリ第八大学大学院で哲学、フランス思想を学ぶ。1988年に『レヴィナスの思想』(弘文堂)を出版後、主にヨーロッパ哲学について著作、翻訳を世に問うている。 |