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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-01 / 文学 / 学内講座コード:19220001

西行の和歌と旅 花と月と漂泊の歌僧

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 9日(水)、10月23日(水)、11月13日(水)、11月27日(水)、12月11日(水)、12月18日(水)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
14,850円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
桜の花と月をこよなく愛でた西行は、仏道に精進した歌僧として、日本文学史上の数多くの歌人の中で現代人によく知られていると同時に、一番親しまれている歌人であるといえます。良い家柄で生まれながらも、23歳という若さで出家をとげた西行は、73歳を一期に河内国弘川寺で入寂するまで人生の大半を旅から旅の中で送るようになります。本講座では、西行の草庵生活と旅の歌を中心に読み解きながら、西行にまつわる出来事や説話・伝承を通して、あらためて西行の人物像に迫ってみたいと思います。

【特記事項】
写真:吉野山の西行庵

【講義概要】
第1回 10月 9日(水) 西行の出自と官歴
藤原氏系の武門としての佐藤義清の家系と官歴について解説する。

第2回 10月23日(水) 西行の出家の原因
西行の出家の原因について、恋愛説・道心説を中心にその経緯をさぐる。

第3回 11月13日(水) 出家直後の草庵生活
西行の出家後の歌を取り上げ、京都周辺の草庵生活について解説する。

第4回 11月27日(水) 西行の初度陸奥への旅
西行が出家直後に初度陸奥の旅を決行したその意義と背景を考える。

第5回 12月11日(水) 西行と吉野山
西行は度々吉野を訪れているが、それほど吉野の桜は特別な存在である。

第6回 12月18日(水) 西行の熊野への旅
西行は数回熊野詣を行ない、熊野霊場や歌に託した思いを開設する。

備考

【教材】
配付資料

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 金 任仲
肩書き 明治大学文学部兼任講師
プロフィール 明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『華厳縁起の研究』(宝庫社)、『華厳縁起―元暁絵・義湘絵』(民俗苑)、『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『絵解きと伝承そして文学」(方丈堂出版、共著)、論文に「古代日本と朝鮮渡来文化」(『文芸研究』109号、2009)、「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「日本華厳宗祖師・元暁」(『淵民学志』29輯、2018)、「高句麗僧慧慈と聖徳太子」(『淵民学志』31輯、2019)など。
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